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2018年02月18日福島県中通り深さ100km以上で3年5ヶ月ぶりの地震


 
2018年02月18日の19:01に福島県中通りでM4.1・震度2の地震が発生した。深さ100km以上で起きた地震としては3年5ヶ月ぶりであり、同位置における地震ではその後珍しい震源が揺れていたケースが見られる。

福島県中通りで有感地震が観測されたのは01月21日のM3.6・震度1以来約1ヶ月ぶりで、2018年としては3回目の有感地震となる。

2017年には15回、2016年にも7回の地震が起きていたことからそれほど珍しい地震であったとは言えないが、今回の地震に関しては特筆すべき点もある。100km以上という深い場所で発生していたことで、福島県中通りとしては深さ100km以上の有感地震が観測されたのは2014年09月06日のM3.8・震度2以来3年5ヶ月ぶりなのだ。

有感地震自体は数多く発生してきた福島県中通りだが、深さ100km以上の有感地震は1930年以降わずか24回。そのうちの1回が今回ということになるわけであるが、今回の震源位置「北緯37.1度/東経140.2度」の深さ100km以上では過去に1度だけ、有感地震が記録されていた。

1972年09月28日のM4.0・震度2であったが、この時、その後珍しい場所が揺れていたのである。

1972年09月28日 M4.0 震度2 福島県中通り
1972年10月06日 M5.5 震度4 駿河湾南方沖

この駿河湾南方沖という震源は伊豆半島のすぐ南側で遠州灘の東に位置する震央だが、1930年以降これまでに有感地震はなんと26回しか記録されていない。直近で観測されていたのも2016年04月15日のM4.8・震度2と2年近く前になるわけだが、この駿河湾南方沖で1930年以降最も強い規模で起きていた地震が今回の福島県中通りと同緯度・同経度・同深度(1972年は深さ100km)で揺れていた1972年の地震直後に発生していたのである。

伊豆では2018年01月に大地震が起きるのではないかとする予測が出ていたばかりだが、他にも02月11日に八丈島東方沖でM4.9・震度2など地震活動が活発化しており、ほど近い小田原港では02月16日にリュウグウノツカイが水揚げされたばかり。

こうした状況において、今回の福島県中通りの過去唯一の事例の際に揺れていた珍しい震源である駿河湾南方沖が今回も揺れるだろうか。
 
※画像は気象庁より。