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国内地震 発生地震

2018年02月23日山梨県中・西部でM3.1、直前には静岡県でもM4.1、増加する富士山周辺での地震

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02月23日の02:34に山梨県中・西部でM3.1・震度1の地震が発生した。

増加する富士山周辺地震

山梨県中・西部では02月13日にもM2.3・震度1、また2017年12月29日にもM3.3・震度1の有感地震がそれぞれ観測されていたが、本来有感地震の数が多い震源ではない。

1929年以降、約90年間に観測されてきた地震は今回を含めわずか116回であり、東日本大震災までの10年間、2001年~2010年に発生した有感地震もわずか20回である。

しかし東日本大震災以降、2011年と2013年にそれぞれ4回、2015年と2017年にはそれぞれ5回と地震回数が増加傾向にあり、2018年も2月23日の時点で既に2回目ということであるため、富士山周辺での地震活動を注視したほうが良さそうだ。

特に山梨県では山梨県東部・富士五湖でも01月25日の地震の際に紹介した通り、近年有感地震が急増している(関連記事)。

直前に静岡県でもM4.1が発生

今回の震源は深さ約20kmとされており、位置的には「身延断層」の南端付近で起きたようだ。身延断層は平均活動間隔や最新活動時期などがいずれも不明とされているがM7.0程度の地震が発生し得るとされている。

また今回の地震でもう一つ、注目すべき点はほぼ同時に近くで別の地震が発生していたことだ。上記は02月22日08:30~02月23日08:30の地震活動を示したHi-netのマッピングだが、山梨県中・西部のM3.1のすぐ南側で更に大きな地震が起きていたことがわかる。この地震は静岡県東部と静岡県中部の境界あたりで発生したものとみられるが、わずか14秒差だったのである。

02月23日02:34:07 静岡県東部
02月23日02:34:21 山梨県中・西部

深さが約70kmであったことから無感地震であったこの静岡県における地震はM4.1と規模が比較的大きかった上に、位置的には富士川河口断層帯であった。富士川河口断層帯は駿河トラフで発生する海溝型地震と連動して最大M8程度という巨大地震に繋がる可能性が指摘されている上に、30年地震発生確率も最大で18%と高いことから、気になる場所が今回揺れたと言えるだろう。

山梨県中・西部や山梨県東部・富士五湖における最近の地震数増加と合わせ、富士山周辺に要注意であるが、富士山の噴火については2018年に入り「2019年前後までに」と予測している専門家がいる他(関連記事)、複数の専門家が今後の噴火についてテレビで議論した際にも富士山がそのうちの一つとして挙げられていたばかりである(関連記事)。
 


 

※画像はHi-netより。


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