180226-002papua

2018年02月26日パプアニューギニアでM7.5の大地震、南海トラフに注意か


 
2018年02月26日の日本時間02:44にパプアニューギニアでM7.5の大地震が発生した。今回の震源近くにおける過去の事例では、その後南海トラフへの注意が必要なようだ。

2018年早くも5回目のM7以上大地震

2018年に起きたM7以上の大地震としては02月17日のメキシコM7.2以来9日ぶり、2018年としては今回が5度目のM7以上となる。

2017年に5回目のM7以上が発生したのはと言えば2017年09月19日のメキシコM7.1であったことに照らせば、予測されていたとは言え2018年が如何に地震活動が活発な年であるかわかるだろう。

ここで同時に知っておきたいのは、現時点で日本国内における地震活動が決して活発とは言えない状態であるということだ。今回のパプアニューギニアに先立って01:28に起きた福島県沖M5.7・震度4の際に紹介したが、2017年に同じ6回目のM5以上が発生していたのは02月11日であったためである。

海外で先行している形の地震活動の活発化が今後日本国内に波及してくる可能性が高いと言え、強い地震への備えが必要であろう。
 

南海トラフ関連に注意必要

上記は20世紀以降、パプアニューギニアで発生してきたM6以上、深さ50km以下(今回は35km)の地震をマッピングした図である。

パプアニューギニアでは数多くの強い地震が観測されてきたが、オレンジ色で示した今回の震源付近ではこれまでにそれほど頻発してきたわけではないことがわかる。

このうち、今回の震源からごく近い場所で起きていた3回の地震について、その後日本国内でどのような地震に繋がっていたのかを調べてみると、ある共通点があったことがわかった。

パプアニューギニアでの地震から1ヶ月以内に国内で発生したM5以上の地震には、3つのケース全てで南海トラフに関連すると考えられる震源での地震が起きていたのだ。

1954年03月03日 M6.8 -   パプアニューギニア
1954年03月16日 M5.1 震度1 東海道南方沖
1954年03月23日 M5.0 震度2 日向灘

1990年12月10日 M6.0 -   パプアニューギニア
1991年01月04日 M5.3 震度3 伊予灘

1993年08月20日 M6.2 -   パプアニューギニア
1993年08月31日 M5.1 震度3 伊予灘
 
※画像はUSGSより。