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2018年02月25日石川県加賀地方で9ヶ月ぶり、同一震源では3日後に強い地震


 
2018年02月25日の23:02に石川県加賀地方でM2.3・震度1の地震が発生した。今回の震源の特徴は過去2回の事例いずれでもその3日後にM6を超える強い地震が起きていたという点だ。

規模自体は小さかったものの、石川県加賀地方で有感地震を観測したのは2017年05月13日のM2.7・震度1以来約9ヶ月ぶりで、1929年以降今回がわずか54回目であったという点で非常に珍しい地震だったと言える。

今回の震源からごく近い場所では、1948年に死者3,700名以上を記録した福井地震(M7.1)が起きていた他、1700年代や1800年代にもそれぞれM6クラスの地震が記録されているなど、強い地震が起き得る一帯であるようだ。

今回の震源位置「北緯36.3度/東経136.3度・深さ約10km」でこれまでに観測された有感地震は2回だが、それら2回とも、数日以内に国内で強い地震に繋がっていたことがわかった。

1997年のケースでは今回と同緯度・同経度・同深度で有感地震が起きると3日後に山口県中部でM6.6・震度5強。また2010年の事例では同じ3日後に小笠原諸島西方沖でM6.9・震度3という具合である。

1997年06月22日 M2.3 震度1  石川県加賀地方
1997年06月25日 M6.6 震度5強 山口県中部

2010年11月27日 M2.9 震度2  石川県加賀地方
2010年11月30日 M6.9 震度3  小笠原諸島西方沖

これらが偶然だったのかそれとも何らかの因果関係があったのか定かではないが、過去90年でわずか54回しか揺れてこなかった石川県加賀地方では東日本大震災の当日にも地震が起きていた他、今回の震源の東側では1961年にM7.0の北美濃地震を引き起こしたこともある。
 
※画像は気象庁より。