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宏観異常

2018年03月06日新燃岳が「2011年以来の噴火」過去にも「数ヶ月後に大地震」の事例

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03月06日午後に爆発的な噴火を観測した霧島連山・新燃岳が「7年ぶり」ということで被災地震への警戒が急速に高まっているようだ。

03月01日から噴火が続いていた新燃岳では、03月06日の14:30頃に爆発的な噴火を観測、その後噴煙が約2,800mにまで達したと報じられているが、今後の噴火への懸念とともに広がっているのが前回の噴火が東日本大震災直前だったことからの、被災地震への警戒であるようだ。

新燃岳では2011年01月26日に約300年ぶりとされるマグマ噴火が発生、1.5ヶ月後に東日本大震災が起きていたのはご存知の通りだが、「約300年ぶり」とされたマグマ噴火では前回も直後と言って良い時期に東北地方で大地震が観測されていたと聞けば不気味に思う人も少なくないだろう。

1717年02月13日に火砕流を伴う大規模な噴火を起こした新燃岳だったが、そのわずか3ヶ月後、1717年05月13日には宮城県沖でM7.5という大地震に繋がっていたのである。

また同じ霧島連山に位置する御鉢でもその後東北地方において被災地震が起きていた事例が存在している。1895年12月の噴火から半年後の1896年06月15日に明治三陸地震(M8.5)、1913年12月09日や1914年01月08日の爆発・噴石放出から2ヶ月後には仙北地震(M7.1)が発生していたのである。

他にも新燃岳で1959年02月に噴煙が4,000mにまで達する噴火を引き起こしてから約1年後の1960年03月21日に三陸沖でM7.2、といったケースも存在しているが、日本国内のM7以上地震発生頻度に照らせば関連は不明である。

いずれにせよ数ヶ月以内に東北地方で強い地震が起きていた前例が複数確認出来ている点からは、当面の間要注意と言えるが、2011年01月から東日本大震災までの間に世界で発生していたM6.5以上の地震が繰り返される傾向が見られれば、警戒レベルを更に高める必要も出てくるだろう。

2011年01月01日 M7.0 アルゼンチン
2011年01月03日 M7.2 チリ
2011年01月09日 M6.5 バヌアツ
2011年01月14日 M7.0 ニューカレドニア
2011年01月19日 M7.2 パキスタン
2011年02月10日 M6.5 セレベス海
2011年02月10日 M6.6 セレベス海
2011年02月12日 M6.9 チリ
2011年02月14日 M6.7 チリ
2011年02月21日 M6.5 フィジー
2011年03月06日 M6.5 サンドイッチ諸島

2018年はと言えばM6.5以上の発生回数こそ2011年には及んでいないが、M7以上の大地震に絞れば、2011年が04回であったのに対し2018年は既に5回も起きている。地震活動が活発な状態にあると言える。

2018年01月10日 M7.5 ホンジュラス
2018年01月14日 M7.1 ペルー
2018年01月23日 M7.9 アラスカ
2018年01月29日 M6.6 アフリカ南西沖
2018年02月17日 M7.2 メキシコ
2018年02月26日 M7.5 パプアニューギニア
2018年03月06日 M6.7 パプアニューギニア
 


 



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