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2018年03月19日紀伊水道でM3.2、翌日震度6強発生した震源と同じ位置で


 
2018年03月19日の23:49に紀伊水道でM3.2・震度1の地震が発生した。今回の震源では岩手県でM7.0・震度6強を記録した地震の前日にも有感地震が観測されていた点が目立っている。

紀伊水道を震源とする有感地震は02月23日のM3.3・震度1以来約1ヶ月ぶりで、2018年としては今回が2度目となる。

紀伊水道では2017年に5回、2016年に12回、2015年が16回と比較的頻繁に有感地震が起きていることから、発生頻度としては特に目立った点はない。

ただし、今回の地震についてはひとつ知っておきたい点がある。震源位置である「北緯33.9度/東経134.8度・深さ約50km」の地点でこれまでに起きていたのは2008年06月13日のM3.6・震度2の1回のみだが、その直後に岩手県で震度6強を記録する被災地震が起きていたのだ。

2008年06月13日15:16 M3.6 震度2  紀伊水道
2008年06月14日08:43 M7.0 震度6強 岩手県内陸南部

岩手県ではまた、その約1ヶ月後の2008年07月24日にも今度は岩手県沿岸北部でM6.8・震度6強と強い地震が続いていた他、福島県沖でも2008年07月19日にM6.6・震度4と東北地方でM7に近い地震が相次いでいた。

今回の紀伊水道「北緯33.9度/東経134.8度・深さ約50km」における唯一の過去事例がこうした強震の直前だった、という点には留意しておくべきだろう。

また前回02月23日の際には該当しなかったが、紀伊水道は24時間以内に日向灘とのコンボとなるケースが少なくない震源である。南海トラフ沿いの震源にも注意しておくべきである。
 
※画像は気象庁より。