180404-003miekennantooki

2018年04月04日三重県南東沖で1年ぶり地震、浅い震源は2年前のM6以来


 
2018年04月04日の13:27に三重県南東沖でM3.9・震度1の地震が発生した。昭和東南海地震の震源としても知られる三重県南東沖だが、浅い場所における地震としては2年前のM6.1が際立っている。

「三重県南東沖」は1944年12月07日の昭和東南海地震(M7.9)のまさに震源であり、2016年04月01日にM6.1・震度4の強い揺れをもたらした際に「南海トラフ巨大地震の前触れ」とされていた場所である。

三重県南東沖で有感地震が観測されたのは2017年01月03日のM4.8・震度2以来1年3ヶ月ぶり。今回の震源が約10kmと浅かったのに対し、前回の震源の深さは約380kmと非常に深かったことから、浅い場所で有感地震が起きたのはM6.1・震度4を記録した2016年04月01日の時の地震以来ということになる。こうした点からも今後の動向には十分留意すべきと言えるだろう。

今回の震源位置「北緯33.8度/東経136.6度・深さ約10km」でこれまでに有感地震が発生した記録はない。従って震源位置から今後の展開に何らかの道筋を見出すのは困難だが、前回、浅い場所が揺れた2016年04月の事例と今回で共通点もある。

2018年03月23日に和歌山県串本町でザトウクジラが打ち上げられたとの報道の際に、同じ海岸では2016年01月にもザトウクジラが打ち上がっていたというものだ。

単なる偶然だったのか今回の地震を示唆していたのかそれとも今後起きる更なる強い地震の予兆であるのか、いずれにせよ三重県南東沖という震源での地震が当面の間、緊張感を生むのは避けられないだろう。
 
※画像は気象庁より。