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2018年04月12日北海道西方沖で12年ぶりのM5超え、その後大地震の事例も


 
2018年04月12日の16:57に北海道西方沖でM5.0・震度1の地震が発生した。北海道西方沖としては12年ぶりのM5以上であったが、過去の類似事例ではその後大地震が起きていた。

北海道西方沖で12年ぶりのM5以上地震

北海道の西側が震源であった今回の地震は太平洋側である青森県八戸市や盛岡市で揺れを引き起こしたことから異常震域地震であったと言うことが出来る。

日本国内で発生したM5以上の有感地震としては04月09日の島根県西部M6.1・震度5強以来3日ぶりであるが、北海道西方沖としては2017年10月22日のM4.7・震度2以来約半年ぶりの有感地震であったことに加え、同震源におけるM5以上の有感地震としては2005年12月13日のM5.6・震度3以来12年ぶりであったことから、珍しい地震だったと言って良さそうだ。

北海道西方沖では1940年以降、わずか57回の有感地震しか観測されていないが、1940年08月02日の積丹半島沖地震(M7.5・震度4)のおように大地震を引き起こし、死者10名を出した事例も記録されていることから、油断は出来ない。

地震本部の30年地震発生確率では、いずれも確率は「ほぼ0%」とされてはいるものの、北海道西方沖ではM7.5前後が、また北海道南西沖ではM7.8前後が、そして青森県西方沖ではM7.7前後の地震がそれぞれ起きる可能性があるとされている。
 

今回と類似事例の1966年に大地震起きていたのは

次に北海道西方沖における数少ない有感地震において、今回と類似の事例を紹介しておくことにする。というのも、その時、直後に日本国内で大地震が発生していたためだ。

今回の北海道西方沖M5.0の約8時間前の04月12日08:02に福島県沖でM4.3・震度2の地震が発生していたが、1966年にも似た展開で地震が起きたことがあった。

1966年02月19日 M4.1 震度2 福島県沖
1966年02月28日 M5.4 震度1 北海道西方沖

2018年04月12日 M4.3 震度2 福島県沖
2018年04月12日 M5.0 震度1 北海道西方沖

1966年当時と今回の2018年の地震それぞれの震源位置も比較的近い。

1966年02月19日 福島県沖   北緯37.4度/東経141.3度・深さ約60km
1966年02月28日 北海道西方沖 北緯43.4度/東経139.5度・深さ約240km

2018年04月12日 福島県沖   北緯37.4度/東経141.4度・深さ約40km
2018年04月12日 北海道西方沖 北緯43.6度/東経139.6度・深さ約230km

不気味であるのは1966年の際、北海道西方沖から約2週間後の1966年03月13日に与那国島近海でM7.8・震度5弱の地震が起きていたのである。

前回の流れを踏襲すれば4月下旬までに再び沖縄方面で強い地震が発生することになるわけだが、果たしてこうした展開になるのだろうか。
 
※画像は気象庁より。