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2018年05月06日熊本県熊本地方で8ヶ月ぶりの震度4地震が発生


 
2018年05月06日の21:13に熊本県熊本地方でM3.9・震度4の地震が発生した。熊本県熊本地方における震度4以上としては8ヶ月ぶりとなる地震であった。

日本国内における震度4以上を観測した地震としては04月24日の根室半島南東沖M5.3・震度4以来12日ぶりで、2018年としては今回が18回目。

震度4以上を40回記録した2017年との対比では、昨年18回目の震度4以上が起きたのが06月25日の長野県南部M4.4・震度4であったことから、強い揺れの地震発生頻度は対前年比でかなり高い、と言うことが出来る。

また、熊本県熊本地方で震度4以上が観測されたのは2017年09月08日のM4.1・震度4以来8ヶ月ぶりのことで、熊本地震の前震が起きた2016年04月14日以降、熊本県熊本地方としては92回目の震度4以上地震であった。

次に今回の震源位置である「北緯32.7度/東経130.7度・深さ約10km」の地点についてだが、熊本県熊本地方における前回の震度4も同緯度・同経度・同深度で発生していた他、前述した通り2016年04月14日以来92回記録されてきた92回の震度4以上地震のうち、26回を占める主要な震源である。その意味で今回の震源での震度4に目新しさはない。

しかし留意しておくべき点もある。熊本地震を引き起こした布田川断層帯と日奈久断層帯のうち、布田川断層帯の東側から中央部に至る布田川区間については歪みがほぼ解消したと考えられているものの、今回の震源が含まれると見られる西側の宇土区間や日奈久断層帯については揺れ残っている部分への懸念が指摘されているからだ。

熊本県では05月03日にも熊本県球磨地方でM2.5・震度1とM3.0・震度2の地震が相次いで発生しており、これらの地震について紹介した際に触れていたが、専門家も「近い将来、熊本地震と同程度の地震は再び起きる」と警告を発している。

熊本県熊本地方や熊本県阿蘇地方といった震源では、2016年の熊本地震から1年を経過した2017年04月以降にも震度4以上の地震がこれまでに5回発生するなど2~3ヶ月に1度は強い揺れを記録し続けていることや九州では火山活動も活発化していることから、引き続き注視していく必要がある。
 
※画像は気象庁より。