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2018年05月10日新潟県上中越沖で地震、前日震源近くの柏崎港で水深減少が発生


 
2018年05月10日の03:13に新潟県上中越沖でM3.8・震度2の地震が発生した。約半年ぶりの有感地震であったが、前日にはごく近い柏崎港で水深減少が伝えられていた。

新潟県上中越沖で有感地震が記録されたのは2017年10月22日のM2.5・震度1以来約半年ぶりで、新潟県上中越沖で起きてきた有感地震が約90年間で170回あまりであることに照らせば、前回から半年ぶりという頻度に特段の特徴は見られない。

しかし、柏崎港の沖合であった今回の震源位置について、地震との関係は不明ながらひとつ、気になる点がある。前日、05月09日の午後に海上保安庁が柏崎港で水深減少が発生しているとして注意喚起情報を出していたのだ。

これは「海の安全情報」が05月09日の14:45に発していた「緊急情報」で、柏崎港の3点を結ぶ三角形の場所で「海図図載水深より約1.0メートル減少しています」、また浅所があるとして「浅所(水深約1.9メートル)が存在しています」と通達、付近を航行する船舶に注意を促していたというもの。

水深減少は2017年08月15日に利尻島付近で、またその3ヶ月前となる2017年05月13日にも豊後水道付近でそれぞれ発せられていた。この時、周辺で地震が起きていたかどうか調べてみるとそれぞれ約1ヶ月後に中規模の地震が起きていたのだ。

2017年08月15日の利尻島付近についてUSGSでM2.5以上の地震を調べてみると、約3週間後の2017年099月09日にM4.3、震源地として「Rishiri Town,Japan」と記されている。

更に2017年05月13日の豊後水道付近ではどうだったかと言えば、2017年06月14日に高知県中部でM4.4・震度3、06月16日に日向灘でM4.5・震度3、そして6月20日に豊後水道でM5.0・震度5強が記録されていたのである。

有感地震が多いとは言えない新潟県上中越沖だが油断は出来ない。2007年07月16日の新潟県中越沖地震(M6.8)の震源であったためである。

周辺では4月22日に富山県魚津市の沖合にマッコウクジラが出現したとのニュースが流れたばかりだが、過去2度の目撃例があっただけだといううちの1回である2004年には新潟県中越地震(M6.8)が起きていた。
 
※画像は気象庁より。
関連URL:【海の安全情報】【緊急情報】水深減少(柏崎港)