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2018年05月18日釧路沖で9年ぶりのM5.5超え、M8.2北海道東方沖地震の前年にも強い地震が発生

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05月18日の03:42に釧路沖でM5.8・震度4の地震が発生した。

釧路沖としては9年ぶりのM5.5超え

日本国内におけるM5以上地震は前日、05月17日の12:12に千葉県東方沖でM5.3・震度4(関連記事)が起きたばかりであり、また05月14日の岩手県沖M5.1・震度3(関連記事)や05月13日の宮城県沖M4.7・震度4(関連記事)、それに05月07日の岩手県内陸北部M5.2・震度4(関連記事)と合わせ、関東から東北、北海道にかけての太平洋側における地震活動の活発化を印象づけている。

釧路沖では05月12日にもM4.0・震度1を観測しており、2018年に入ってからの有感地震としては今回が6回目であるなど頻繁に揺れを記録しているが、M5.8はその中でも比較的注目すべき規模であったと言えそうだ。

釧路沖でのM5以上としては2014年12月19日のM5.4・震度3以来約3年半ぶり、またM5.5以上としては2009年04月28日のM5.6・震度4以来なんと9年ぶりであるためだ。

釧路沖では2004年11月29日にM7.1・震度5強を、また1993年01月15日にはM7.5・震度6弱の釧路沖地震を引き起こすなどこれまでにも複数回、大地震を記録してきたことから、今後の動向には十分に注意しておく必要があるだろう。

釧路沖地震の翌年にM8.2の北海道東方沖地震起きた例も

では、どのような点に留意しておくべきなのだろうか。まず今回の震源位置である「北緯42.7度/東経145.5度・深さ約50km」の地点で過去に有感地震が発生していた記録はないことから、震源位置を元に傾向を分析することは出来ない。

釧路沖の周辺に対しては2017年12月に地震調査委員会が「千島海溝沿いの地震活動の長期評価」において、「M8.8以上の巨大地震が今後30年以内に7~40%の確率で発生する可能性がある」と警告を発していたばかりである。

この時に指摘していたが(関連記事)、今回の震源付近には東日本大震災以降、強い地震が起きていない空白地帯が存在しているのだ。

今回の地震は空白地帯のすぐ北側で発生したが、空白地帯は2003年にM8.0を記録した十勝沖地震の震源域を一部含んでいるこから、強い地震が起きていない一帯への影響が懸念される。

次に、過去のデータから釧路沖後の連動について参考となりそうな情報を挙げておく。

前述した1993年01月15日の釧路沖地震(M7.5)の翌年、1994年にはM8.2の北海道東方沖地震が起きていたのである。「千島海溝沿いでM8.8以上」という規模の地震が今後発生した場合、振り返ってみれば今回の釧路沖M5.8も前震のひとつだった、ということになる恐れは否定出来ないだろう。

最後に首都圏に住む人々にとっても北海道での強い地震が決して無関係とは言えない可能性がある点に触れておくが、2014年08月にテレビ番組に出演した元前橋工科大学教授の濱蔦良吉氏は「南海トラフより先に首都直下。その前に、北海道で大きな地震があるんです」と述べていたのである。
 

※画像は気象庁より。


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