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2018年05月21日岡山県北部で1年2ヶ月ぶりの地震、昭和東南海地震の前年には群発が発生

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05月21日の16:49に岡山県北部でM2.9・震度1の地震が発生した。

岡山県北部は有感地震が少なく約90年間に観測されたのは今回がわずか55回目であり、前回が2017年03月27日のM2.6・震度1であったことから今回およそ1年2ヶ月ぶりに揺れたということになる。

この岡山県北部という震源で知っておきたいのは、これまでにわずか55回に過ぎない有感地震のうち、18回が1943年に起きていたという点である。

つまり1944年に発生した南海トラフ巨大地震である昭和東南海地震の前年に活動を活発化させていたのだ。

南海トラフ巨大地震の前には西日本で内陸地震が多発すると指摘されていることから、1943年の岡山県北部における群発地震は昭和東南海地震の前触れであったのだろうか。

もしそうだとすれば、次の南海トラフ巨大地震に向けて再び岡山県北部が揺れ始める時期はいつ頃来るのだろうか。実は既に地震活動は活発な兆しを見せ始めている。

90年間で55回、1943年を除けばわずか38回と3年弱に1度という頻度で地震が起きてきた岡山県北部だが、2016年に3回、2017年には4回と増え始めているのである。

更に今回の震源位置「北緯35.0度/東経133.5度・深さ約20km」の地点でこれまでに有感地震が発生した記録は1986年07月26日のM4.0・震度2の一度のみであるが、この時、翌年の1987年03月18日には日向灘でM6.6・震度5という強い地震が起きていたのだ。

南海トラフに関連する震源では04月04日に三重県南東沖でも1年3ヶ月ぶりの有感地震が発生していた他(関連記事)、04月09日には島根県西部でM5.8・震度5強(関連記事)、04月14日にも愛知県西部で震度4を含む3連発が(関連記事)、04月28日になると日向灘で3ヶ月ぶりの地震(関連記事)がそれぞれ起きるなど気になる震源での揺れが続いている。

今回、1943年に群発地震を引き起こしていた岡山県北部で今後も有感地震が継続・増加の傾向を見せるようであれば、警戒水準を引き上げた方が良さそうである。
 

※画像は気象庁より。


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