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2018年05月21日岡山県北部に続き安芸灘でも地震、過去2例では南海トラフ関連で震度4以上

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05月21日の16:49に岡山県北部でM2.9・震度1が観測されてから5時間後、今度は安芸灘でM3.3・震度1の地震が発生した。共に有感地震が多いとは言えない震源だけに、中国・四国で短時間の間に相次いだ地震は今後どのような影響を与えるのだろうか。

中国・四国の珍しい震源で相次いで地震

05月21日16:49 M2.9 震度1 岡山県北部
05月21日21:50 M3.3 震度1 安芸灘

岡山県北部では既に紹介した通り(関連記事)、過去約90年間に起きていた有感地震数は今回で55回と少ない上に、そのうちの18回は前回の南海トラフ巨大地震のひとつであった昭和東南海地震の前年、1943年に発生していたことから、非常に珍しい震源における地震だったと言うことが出来る。

一方、その5時間後に揺れた安芸灘ではこれまでに178回の有感地震が観測されてきたが、そのうちの約40回は2001年03月24日に安芸灘で発生した芸予地震(M6.7・震度6弱)と同年中に発生した余震であったことから、やはり地震活動が活発な震源というわけではない。

比較的レアな地震が短時間の間に相次いだと言えるが、過去に類似の事例は存在していたのだろうか、そして存在していたとすればその後、日本国内でどのような地震が起きていたのだろうか。

岡山県北部と安芸灘のコンボが与える影響は

岡山県北部と安芸灘が短期間の間に相次いで有感地震を記録していた事例としては、今回のように同日中、もしくは24時間以内に揺れあっていたケースは存在していない。

しかし、「3日以内」という条件で調べてみると、過去に2度、類似の事例が確認された。この時、その後どのような地震が起きていたのか、M5以上の地震をリストアップすると、やはり南海トラフと関わりのある震源でM5以上、震度4や震度5弱が観測されていたのだ。

2001年の事例では約10日後に三重県南東沖でM5.1・震度1、そしてその2日後に豊後水道でM5.8・震度4。また2002年のケースでは約40日後に日向灘でM5.9・震度5弱という揺れに繋がっていたのである。

2001年04月11日 M3.0 震度1  安芸灘
2001年04月14日 M4.1 震度3  岡山県北部
2011年04月23日 M5.1 震度1  三重県南東沖
2011年04月25日 M5.8 震度4  豊後水道

2002年09月23日 M2.8 震度1  安芸灘
2002年09月26日 M3.1 震度1  岡山県北部
2002年11月04日 M5.9 震度5弱 日向灘

今回はこれら2例とは異なり岡山県北部が先に揺れているため同様の展開となるかどうかは不明だが、南海トラフを刺激する可能性があるという点には留意しておいた方が良いだろう。

今回の地震発生予測

2ヶ月以内に南海トラフ関連震源でM5以上の地震が発生する可能性。
 

※画像は気象庁より。


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