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2018年05月30日南海トラフ要注意の徳島県南部で地震、前回は島根で震度5強


 
2018年05月30日の06:10に徳島県南部でM3.8・震度2の地震が発生した。徳島県南部はそれほど有感地震が活発に起きる震源ではないが2018年に入り03月から毎月連続して揺れている。また今回と同位置における過去の事例ではその後南海トラフ関連の震源で地震が発生していた。

三重県南東沖M7超え後に揺れ始めた場所でまた地震

震源の位置は中央構造線の南側に当たる場所で、多少離れていることから関連は薄いとみられるが、徳島県南部では過去約90年間に160回強しか有感地震を記録していないにも関わらず、2018年は3月、4月、5月と連続して揺れているだけに、南海トラフとの関係からも気になる地震だったと言えそうだ。

今回の震源位置「北緯33.9度/東経134.5度・深さ約10km」の地点は03月16日のM2.9・震度1と同一であり、この場所で有感地震が発生したのは今回が6回目。

この「北緯33.9度/東経134.5度・深さ約10km」について知っておくべきであるのは、過去5回の地震のうち、最初に揺れたのが2004年10月12日のM3.7・震度2であったという点だ。

この1ヶ月前、2004年09月05日には三重県南東沖でM7.1とM7.4が相次いでいたことから、影響され揺れ始めた位置である可能性を否定出来ないからである。

他にも、徳島県南部における今回の震源位置と南海トラフとの関わりを窺わせる事例がある。今回と同位置で揺れていた過去5回のいずれも、その後1ヶ月以内に南海トラフと関わりのある震源で気になる地震が起きていたのだ。
 

同一位置での地震はその後南海トラフ関連で揺れ

今回と同位置の場所で過去に有感地震が発生していた5回のケースについてその後1ヶ月以内に起きていた国内地震を調べてみると、いずれの場合にも南海トラフ関連の気になる震源で地震が観測されていた。

2004年には2週間後に紀伊水道でM4.5・震度3、2013年にも2週間後に日向灘でM4.2・震度3。2015年には2日後に鳥取県中部で震度4が2回起きていた他、2016年にも2日後に和歌山県南部でM5.4・震度4という強い地震が発生しており、更に直近の2018年03月16日のケースではその後04月09日に島根県西部でM5.8・震度5強が発生していたのである。

2004年10月12日 M3.7 震度2  徳島県南部(今回と同位置)
2004年10月27日 M4.5 震度3  紀伊水道

2013年03月12日 M3.2 震度2  徳島県南部(今回と同位置)
2013年03月28日 M4.2 震度3  日向灘

2015年10月16日 M2.4 震度1  徳島県南部(今回と同位置)
2015年10月18日 M4.2 震度4  鳥取県中部
2015年10月18日 M4.3 震度4  鳥取県中部

2016年11月17日 M2.5 震度1  徳島県南部(今回と同位置)
2016年11月19日 M5.4 震度4  和歌山県南部

2018年03月16日 M2.9 震度1  徳島県南部(今回と同位置)
2018年04月09日 M5.8 震度5強 島根県西部
 

徳島では「幻の巨大魚」捕獲相次ぐと報じられたばかり

徳島県における最近の話題としては05月01日にイルカが2頭、岸壁近くに現れ人々を驚かせたという報道があった。

今回の地震と関連していた可能性は薄いとみられるが、それ以外にも徳島県では「幻の魚」の捕獲が相次ぐと現地新聞が伝えていたばかりだった。

徳島新聞が05月25日「幻の巨大魚アカメ釣り上げた!」、05月27日にも「幻の巨大魚『アカメ』定置網に掛かる」とそれぞれ報じ、05月29日には「捕獲相次ぐ 『アカメ』ってどんな魚?」という記事を配信していたのである。

これが地震と関係しているかどうかについては定かではないが、今回の震源位置が揺れた場合、その後南海トラフ関連が動く可能性があるという点については留意しておくべきだろう。
 
※画像は気象庁より。
関連URL:【徳島新聞】幻の巨大魚アカメ釣り上げた! 小松島で徳島市の男性 【徳島新聞】幻の巨大魚「アカメ」定置網に掛かる 徳島・鳴門市の播磨灘で初確認 【徳島新聞】徳島で捕獲相次ぐ 「アカメ」ってどんな魚?