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2018年06月06日週刊MEGA地震予測が「釧路・根室・えりも」を「要警戒」に


 
2018年06月06日に更新された村井俊治東大名誉教授の「週刊MEGA地震予測」が北海道釧路・根室・えりも周辺を「要警戒」にレベルアップさせている。北海道東部については2017年12月に地震調査委員会が千島海溝沿いM8.8以上の巨大地震の切迫を発表したばかりであることから注目される。

釧路・根室・えりもが「要警戒」に

これは有料の地震予測サービス「週刊MEGA地震予測」がWeb上で「地震予測サマリー」として触りの部分を公開しているもの。

同サービスでは04月04日発行号の段階ではえりもを「要注意」、釧路・根室周辺を「要注視」としていたが、05月02日発行号で釧路・根室周辺を「要注意」にレベルアップしていたことから、短期間の間に今回再び警戒レベルを高めた形である。

要注視は「震度5以上の地震が発生する可能性がある」要注意は「震度5以上の地震が発生する可能性が高い」、要警戒は「震度5以上の地震が発生する可能性が非常に高い」。

村井名誉教授は2018年01月24日に発生した青森県東方沖M6.2の際、その直前に発行された「MEGA地震予測」で周辺における異常に触れていたと明かしていた他、05月12日の長野県北部M5.2・震度5弱の前にも2月の段階で「北信越に異常が出ている」と指摘していた。
 

国会でも取り上げられた「千島海溝沿いM8.8巨大地震」

村井名誉教授が今回警戒レベルをアップさせた釧路、根室、えりも周辺を含む北海道東部に対しては2017年12月に地震調査委員会が「千島海溝沿いでM8.8以上の巨大地震が切迫している可能性がある」と発表し大きな話題を呼んだばかりである。

この予測については01月下旬に国会でも取り上げられ、立憲民主党の逢坂誠二議員が学者の話として「50mの津波とか、そういうものも発生するんだと」と紹介、林芳正文科相が「切迫している可能性が高いという評価になっている」と答弁し改めて調査研究の必要性に言及していたほど。

こうした場所において警戒レベルがアップされたことを軽視すべきではないだろう。
 

いくつも見られている「シグナル」

実は北海道では最近、強い地震の発生を示唆するいくつものシグナルが出ている可能性があるのだ。03月中旬に現地紙が「ニシン16年ぶりの豊漁」と報じていたが、16年前、2002年の翌年にはM8.0の十勝沖地震が起きていた。

また05月05日にハワイでM6.9の地震が発生した際、過去ハワイでM6.5以上の地震が観測されていた5回の事例について調べてみると、その後北海道東部での強い地震につながっていたケースが目立ち、2006年にはハワイM6.7の1ヶ月後に千島列島でM8.1の巨大地震が起きていたこともあった。

更にこれまでにM8.1を2度引き起こしてきた他、複数のM7以上が発生してきた択捉島南東沖で2018年に入り有感地震発生数が増加している。択捉島南東沖では過去10年間、毎年0~6回にとどまっていた有感地震の発生数が、2018年には06月02日の時点で既に5回に達しているのである。

北海道東部方面での強い地震に注意した方が良いのは間違いないだろう。
 
関連URL:【週刊MEGA地震予測】2018年6月6日発行