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国内地震 発生地震

2018年06月11日浦河沖でM3.7、同位置の過去事例4例中3つでM5以上連発、M7超えのケースも

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06月11日の17:23に浦河沖でM3.7・震度1の地震が発生した。浦河沖は地震の多い震源だが今回の震源位置では過去にその後強い地震が起きていたケースもあることや、現在北海道での地震に注意喚起する専門家がいることから、今後の動きを見定める必要がありそうだ。

同位置ではその後M5超え連発、M7超え大地震も

浦河沖で有感地震が観測されたのは04月23日のM4.0・震度1以来1.5ヶ月ぶりで、2018年としては今回が16回目の地震となる。

2017年15回、2016年23回、2015年22回と毎月1~2回の頻度で有感地震を引き起こすほど地震活動が活発な震源として知られる浦河沖だが、それでも6月上旬の段階ですでに16回目という今年は最近では特に目立っている。

今回の震源位置「北緯42.1度/統計142.6度・深さ約60km」では過去にも4回、地震が発生した履歴があるが、その後強い地震が起きていた事例が複数回あることから、どのような地震につながっていたのか、知っておいた方がよいだろう。

2013年01月22日に今回と同緯度・同経度・同深度でM3.6・震度1が起きた際には2日後に根室半島南東沖でM5.2・震度4、それから9日後に十勝地方中部でM6.4・震度5強、更に半月後の02月17日に北海道東方沖でM5.3・震度3、そしてそれから3週間後の03月10日に釧路沖でM5.1・震度3とM6以上を含むM5以上が北海道東部で連鎖するように発生していた。

また2004年のケースでは10月14日に今回と同位置でM3.9・震度1が起きると、3週間ほどの沈黙を経て11月に北海道で計9回のM5以上が起きていたのである。

それだけではない。この9回以上のM5以上のうち2回がM6を超えていただけでなく、2004年11月29日には釧路沖でM7.1・震度5強という大地震につながっていたのだ。

更にM7以上はこれにとどまらなかった。それからわずか1週間後の2004年12月06日、今度は根室地方南東沖でM7.0・震度5強と大地震が連発していたのである。

他にも2015年08月に浦河沖で今回と同位置が揺れた際には、1ヶ月以内にM5を超える地震が北海道で2度起きるなど、4回中3回のケースでその後複数回の強い地震が見られていたことから、今回の地震についても今後どのような展開となるのか、注視しておくべきだろう。

複数出ている北海道大地震へのシグナル

北海道に対しては2017年12月に地震調査委員会が「M8.8以上の地震が切迫している可能性がある」と発表したばかりだが(関連記事)、過去のデータから直近でM7を超える地震が発生してもおかしくないと思われるシグナルも見つかっている。

まず02月02日に南極付近でM6.0が起きた際に、これまで周辺で観測された地震についてその後の傾向を調べたところ、3回全てで約4ヶ月後に北海道における大地震につながっていたのだ(関連記事)。1963年の択捉島沖地震(M8.1)、1982年の浦河沖地震(M7.1)そして2004年の釧路沖(M7.1)である。

02月の南極地震から4ヶ月後に当たる時期がまさに現在であるわけだが、それだけではない。

04月14日にM5.4、04月24日にM5.3と根室半島南東沖でM5以上が相次いだ際に紹介していたが、根室半島南東沖でM5を超える地震が複数回起きた場合、その後大地震が発生していたケースが複数確認されているのだ(関連記事)。

1968年の十勝沖地震(M7.9)、1982年の浦河沖地震(M7.1)1994年の北海道東方沖地震(M8.2)である。

これらのシグナルに加えてもうひとつ、06月06日に「週刊MEGA地震予測」が釧路・根室・えりも周辺を「要警戒」にレベルアップしたばかりであることも忘れるべきではないだろう(関連記事)。
 


 

※画像は気象庁より。


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