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2018年06月16日スロースリップの千葉で再び6回の地震、千葉県南部5連発が示す過去の不気味データとは

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スロースリップによる地震への警戒が最大限に高まっている千葉県付近で06月16日、夕方までに再び6回もの地震が相次いだ。千葉県における震源としては比較的地震の少ない千葉県南部で5回もの揺れが連続したことが注目されるが、この震源での連発はその後大地震を引き起こしたことがある。

14日に続いてまた千葉で6連発

06月16日の夕方までに千葉県の震源において発生した地震は計6回。千葉県南部5回と千葉県東方沖1回である。

06月16日11:09 M4.5 震度4 千葉県南部
06月16日11:16 M3.4 震度2 千葉県南部
06月16日11:22 M4.3 震度3 千葉県南部
06月16日11:50 M3.2 震度2 千葉県南部
06月16日14:34 M3.2 震度1 千葉県東方沖
06月16日15:45 M3.0 震度2 千葉県南部

千葉県では06月14日にも6回の地震が連続して発生、緊張感が走ったが(関連記事)、この時も千葉県南部では3回揺れており、そのうちの1回は今回と同じ「北緯35.3度/東経140.4度・深さ約20km」で起きていたことから、今回の地震は06月14日に防災科学技術研究所が発表していたスロースリップの位置が移動したと指摘した場所で起きた地震だったと言える(関連記事)。

また06月11日に地震調査委員会が千葉県東方沖でのスロースリップ発生と地震への注意喚起を行って以降(関連記事)に起きた地震としては今回初めて震度4を観測したことも国土地理院が06月15日に「すべり量が大きくなっています」「現在も継続しているとみられます」と指摘していた点と合致する。

こうした経緯に照らせば06月16日の一連の地震は十分予測の範囲だったと言え、今後更に地震が発生する可能性が高い状態であることに疑いの余地はないが、今回5回も揺れた千葉県南部は連発した際にある特徴を持っているのだ。

千葉県南部連発に見られる傾向とは

千葉県南部で約90年間に記録されてきた有感地震の数は06月14日の3回、06月16日の5回を除けば265回、年に3回程度とそれほど多くない。

地震が多くない震源だけあって、1日に複数回の地震が連発した事例も少ないのだが、3回以上の地震が同一日に相次いだ場合、それら全てがその後千葉県における強い地震につながっていたのだ。

2011年12月03日に千葉県南部で3回の地震が続いた際には、3ヶ月後の2012年03月14日に千葉県東方沖でM6.1・震度5強。しかしこれは序の口だ。

その前に千葉県南部で連発したのは2008年02月11日の4回だった。この時も3ヶ月後に今度は茨城県沖でM7.0・震度5弱の大地震が発生。

更に1953年07月28日の4回の時は、4ヶ月後にM7.4の房総沖地震が起きていたのである。

千葉県南部で同一日に3回の地震が発生するとM6超え、4回だとM7超えの大地震。では5回はと言えば、06月16日が初めてであることからM8を超えるかどうかはわからないが、いずれにせよ過去のデータからは数ヶ月単位での注意が必要、と言えるだろう。

今回の地震発生予測

4ヶ月以内に千葉県でM6以上の地震が発生する可能性。
 

※画像は気象庁より。


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