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宏観異常

2018年06月18日東京湾にクジラが出現、葛西海浜公園沖で目撃と海上保安庁が発表

2018/07/07

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06月18日の朝、海上保安庁が東京湾内で長さ約15mのクジラが目撃されたとして付近を航行する船舶に対し注意を呼びかけている。2017年にも目撃されていた事例とその後の地震、また現在関東地方に対し呼びかけられている地震への警告と合わせて紹介。

葛西海浜公園沖でクジラ

これは海上保安庁が「海の安全情報」Webサイトにおいて「緊急情報」として06月18日の朝、掲示しているもの。

海上保安庁「京浜港東京区葛西海浜公園沖において、くじら(長さ約15メートル)の目撃情報があります。位置は6月18日0715現在、北緯35度37.0分、東経139度52.0分付近です。付近航行船舶は注意して下さい。」

関東地方では06月に入り、千葉県東方沖をはじめとする房総半島沖でスロースリップが発生、06月12日の千葉県東方沖M4.9・震度3(関連記事)や06月16日の千葉県南部M4.5・震度4(関連記事)をはじめ06月14日と16日にはそれぞれ千葉県で地震が6連発しているだけに、今回のクジラ出現で地震への警戒が一層高まる可能性もありそうだ。

2017年には茨城で震度4も

東京湾では2017年03月と04月にもクジラが相次いで目撃されていた。この時、その後地震は起きていたのだろうか。

2017年03月21日の事例(関連記事)ではその後4日間の間に千葉や埼玉、茨城県で有感地震が9回発生していた他、2017年04月16日の際には当日、東京都23区で10ヶ月ぶりとなる有感地震を観測していた(関連記事)。

また2017年04月は他にも下旬まで東京湾におけるクジラ目撃が相次いだが、04月20日には茨城県北部でM4.4とM4.2、それぞれ震度4という地震が起きていた。

更にクジラではないが2015年05月下旬に東京湾でシャチが見られたと報じられると、その数日後となる2015年05月30日に小笠原諸島西方沖でM8.1という巨大深発地震が発生していた例もある。

複数から警告されている関東地方

2017年のケースでは東京湾の入口付近で多く見られていたクジラが今回は葛西海浜公園沖という東京湾の奥深くまで入り込んでいる形であることから注目が集まりそうだが、首都圏では既に地震への警戒が高まった状態にある。

上記の通りスロースリップの影響による強い地震に対し地震調査委員会が注意を喚起しているだけでなく、EPRC(一般社団法人地震予兆研究センター)も06月19日までに「福島県沖~千葉県沖、茨城県~千葉県」として最大震度4、M5クラスの地震が発生する可能性がある、と指摘しているのだ(関連記事)。

また村井俊治・東大名誉教授も04月下旬に「要警戒」にレベルアップさせていた南関東について(関連記事)「3ヶ月以内震度5以上」と期間と規模に言及しており(関連記事)、現在対象期間中である。

東京湾では前回スロースリップが観測された2014年01月にも、01月11日にM2.4の地震が起きていたが、今回のスロースリップでも06月15日にM2.6という無感地震が観測されている。
 


 

関連URL:【海の安全情報】【緊急情報】くじら目撃情報(葛西沖)


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