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2018年06月21日相模川アユ大量遡上に地震予知能力も指摘されるアジの不漁が関係している可能性

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神奈川県相模川でアユの遡上が過去最高を記録しているとしてこれが地震の前兆ではないかと注目を集めているが、アユの豊漁にアジが関係しているとの指摘が新たに報道された。だが、アジも地震と関係しているとの情報もあるのだ。

アユの大量遡上については05月19日に紹介していたが(関連記事)、その後週刊誌がこの話題を扱ったことから広く知られ、首都圏における強い地震に対する警戒が高まっている要因のひとつとなっている。

関東大震災の前にアユが豊漁となっていたことや、1611年の慶長三陸地震の前年にアユの豊漁が報告されていた、といった記録があるためだ。

こうした中、06月21日に日テレNEWS24がアユの豊漁の原因について言及する記事を公開した。それによると「異例の豊漁の訳は、川がつながる相模湾にあった」「実は、このアジなどの激減が豊漁のアユと関係している」のだという。

アユの稚魚をエサにしているアジなどが今年、黒潮の影響で減少していることから、「生き延びるアユが増え、相模川へと多く遡上している」ためなのだそうだ。

だが、今回のアユ大量遡上は過去最高とされており、黒潮だけを原因とするのも早計であるように思われる。何より、アジそのものが地震との関わりも指摘されているのだ。

2016年04月の熊本地震からわずか6日後に現地でその前兆を調査した結果についてzakzakは記事のタイトルを「熊本『前震』1時間前に飲食店のアジが大暴れ」として掲載、鮮魚料理店の板前の話をこう伝えていた。

zakzak「生きたアジを50~60匹、店の水槽に移す作業をしていると、いつもはおとなしいのにひどく暴れることに気づきました。暴れすぎて水槽の外に飛び出してしまう魚もおり、これは何かヘンだなと。あんなのは長年、仕事をしてきて初めてでした」

アジには地震を予知する能力があるのだろうか。実はそれに触れた記事も過去に存在していた。既に削除されていることから魚拓に保存されているのみだが、これもzakzakが2012年にイワシの地震予知能力について扱った記事の中でアジについて言及していたのである。

そこでは2007年に亡くなった元東大名誉教授の研究家が1980年代に新聞社の取材に対し語っていた話としてこう紹介していた。

研究家「イワシやアジは、地震予知のセンサーより、非常に高感度のセンサーを持っており、予知の素質がある。地震による活断層などで海底の物質が溶け込み、海水の成分が変化すると、敏感に反応するためではないか」

またこの研究家と交流があったという武蔵野学院大学の島村英紀特任教授のこんなコメントも掲載していた。

島村「イワシなどの魚は変化に敏感で、特にアジは側線で電位差を敏感に感じ取る。」

今回、相模湾ではアジが例年の5分の1くらいに減っている、と日テレNEWS24は現地の人の声を報じているが、これはアジが地震を予知したからなのだろうか、それとも単に黒潮のせいだからというだけなのだろうか。少なくともアユの大量遡上で生じていた地震への不安がアジの不漁で解消されたということにはなりそうにないのは確かだろう。
 


 

関連URL:【日テレNEWS24】東京近郊の相模川で10倍!アユ豊漁のワケ 【zakzak】熊本「前震」1時間前に飲食店のアジが大暴れ 野鳥も飛び立つ数々の異変 夕刊フジ記者現地ルポ 魚拓


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