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2018年06月26日広島県北部震度4に続き大分県南部18ヶ月ぶり地震、続く南海トラフ周辺


 
2018年06月26日の17:54に大分県南部でM3.0・震度1の地震が発生した。広島県北部震度4からわずか54分後に南海トラフ周辺で再び発生した有感地震は18ヶ月ぶりという珍しさであった。西日本で続く揺れは南海トラフ巨大地震への前触れの一環なのだろうか。

大分県南部で有感地震が観測されたのは2016年12月06日のM3.3・震度1以来1年半ぶりで、約90年間としては今回がわずか49回目となる珍しい地震であった。

大分県南部では2015年07月13日にM5.7・震度5強という強い揺れを引き起こしていたが、目立った余震もなく、震度5強以降は今回を含め4回しか観測されていない。

今回の震源位置「北緯32.9度/東経131.8度・深さ約60km」の地点ではこれまでに有感地震が記録されていないことや、今回の震源付近を走るめぼしい活断層も見当たらないこと、それに今回の震源付近における過去の強い地震履歴も確認されていないことから、今後について特段の情報はない。

だが、大分県南部での地震直前には17:00に広島県北部でM4.9・震度が起きたばかりであったことから、現在過去20年間観測されてこなかったという南海トラフの異変による影響を受けた可能性は否定出来ない

広島県北部震度4の際に紹介したが最近では香川県東部で5年ぶり、岡山県北部で1年2ヶ月ぶりなど南海トラフの周辺で珍しい地震が相次いでおり、九州でも06月12日に大隅半島東方沖で震度4としては8年ぶりの揺れが、また05月03日には過去34回しか地震が起きてこなかった熊本県球磨地方で1日に2度の地震が発生するなどしていることから、今回の大分県南部における2年ぶりの有感地震も、こうした流れの一環と考えて警戒に活かすという観点から捉えておくべきだろう。
 
※画像は気象庁より。