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2018年06月28日宮古島北西沖で1年ぶりの地震、付近でのM6クラスに注意


 
2018年06月28日未明、00:03と01:05に宮古島北西沖で共にM4.6の地震が相次いで発生した。宮古島北西沖で有感地震が観測されたのはちょうど1年ぶりであり、有感地震発生数もこれまでに少ない震源であるが、連発は何を意味しているのだろうか。

06月28日00:03 M4.6 震度1 宮古島北西沖
06月28日01:05 M4.6 震度1 宮古島北西沖

06月28日未明にM5弱の地震が2回発生した宮古島北西沖だが、前回の有感地震は2017年06月30日のM5.0・震度3であり、今回の地震は1年ぶりということになる。

宮古島北西沖で過去約90年間に観測された有感地震は今回が79回目と80回目であることから、地震活動が活発な南西諸島にしては少ないと言える。

今回の震源位置はどちらも「北緯25.4度/東経124.8度・深さ約10km」で、過去にこの場所で有感地震を引き起こした事例はない。

しかし、有感地震の少ない宮古島北西沖で過去に同日2度以上の地震が発生していた例について調べてみると、その直後周辺におけるM6クラスに繋がっていたことがわかった。

宮古島北西沖で同日中に2回以上の有感地震が記録されていた例は3回。そのうち2007年04月20日に7回の地震が相次いだケースでは宮古島北西沖でM6.7・震度3という強い地震が起きていたことから、余震であったものと考えられる。

一方、残る2つの事例、1989年と2002年の例ではどうだったかと言えば、それぞれ数日後に付近の震源でM6クラスが発生していたのだ。

1989年09月03日 宮古島北西沖で2回の有感地震
1989年09月05日 M5.8 震度1 奄美大島北西沖
1989年09月05日 M5.7 震度2 奄美大島北西沖

2002年01月12日 宮古島北西沖で3回の有感地震
2002年01月13日 宮古島北西沖で3回の有感地震
2002年01月16日 M5.8 震度2 宮古島近海

1989年の際には2日後に奄美大島北西沖でM5.8、そして2002年の時にも3日後に宮古島近海でM5.8が起きていたのである。

更に2002年のケースでは約2ヶ月後、2002年03月26日に石垣島近海でM7.0も発生していた。

同一日に2度の地震が今回も起きたという点で、数日内の沖縄M6クラスに念の為、注意しておきたいところである。
 
※画像は気象庁より。