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国内地震 発生地震

2018年07月01日東京都23区でM2.6・震度1が発生、東京駅にほど近い「推定断層」付近の位置で

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07月01日の04:02に東京都23区でM2.6・震度1の地震が観測された。東京駅からも近い位置であったが、付近にはその存在が指摘される「推定断層」も走っているとされる。

東京駅すぐ近くでの地震

東京都23区を震源とする有感地震が前回発生したのは05月26日のM2.7・震度1であることから約1ヶ月ぶりとなる揺れであったが、前々回は2017年04月16日のM3.7・震度1と1年以上遡る必要があり、また東京都23区では過去約90年間に80回の地震しか起きてこなかったことから1ヶ月前にも発生していたとは言え珍しい場所が揺れた形である。

今回の地震は震源が都心中の都心と言える東京駅のすぐ近くで起きていたことが特徴だ。Hi-netによると今回の震源の詳細は緯度・経度が「35.6809,139.7705」の地点であったが、これは東京駅のほぼ真下と言ってもよい位置なのだ。

今回の震源についてはその位置が「銀座推定断層」のすぐ近くであったことが気になる点だと言える。

06月18日の大阪府北部M6.1・震度5弱によって改めて都心直下で強い地震が発生した場合の被害想定にメディアが焦点を当てているが、「銀座推定断層」についても06月下旬にポストセブンが東京都心部の推定断層に言及した記事を公開したばかりだった。

推定断層とは「地下の岩盤にずれが存在すると考えられる」場所を指す「隠れ断層」とも呼べるもので、飯田橋推定断層や市ヶ谷推定断層、浅草推定断層など都心部にも複数あるのだと言う。

銀座推定断層もそのうちのひとつだが、今回の震源位置である東京駅からもほど近い隅田川の河口付近が震源だったとされる強い地震も記録に残っている。

1855年の安政江戸地震(M7.1)で、当時下町を中心に4,000人以上の死者を出したとされる大地震だが、こうした事例もあることから、引き続き首都圏・関東地方における強い地震への警戒を持続しておくべきだろう。

クジラと地震

今回の地震で連想してしまいがちなのが東京湾におけるクジラとの関連だろう。

06月18日に現れて以来(関連記事)、連日のようにメディアが報じており、06月30日の午後にも読売新聞が「東京湾にクジラ、豪快にジャンプ」という形で記事を掲載したばかりだった。

読売新聞の記事には目撃情報が寄せられたというクジラの出没位置をマッピングした図が添えられているが、東京湾の北西部、つまり今回の震源や隅田川の河口の方角に偏っているのも都心部における人の多さを加味しても少々不気味である。

また東京湾では2017年04月16日にもクジラが目撃される事例があったが、この時は当日04月16日に東京都23区を震源とするM3.7・震度1の地震が起きていた。

更に2017年11月中旬、隅田川に小型のイルカ「スナメリ」が迷い込んだと報じられると、その約1ヶ月後に東京湾を震源とするM4.4・震度2の地震が起きたこともあった。

地震の範囲を千葉県まで広げれば今回のクジラに関しても06月26日の千葉県南部M4.4・震度4が発生しており、05月に千葉県の谷津干潟でスナメリの死骸が発見された際にはその10日後に千葉県東方沖でM5.3・震度4が記録されていた。関連は不明ながら念の為の注意は必要だろう。
 


 

※画像はGoogleMapより。
関連URL:【ポストセブン】「飯田橋推定断層」が震源になれば国の中枢機能にダメージ 【読売新聞】東京湾にクジラ、豪快にジャンプ「すごい迫力」


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