180702-013aomorikentohooki

2018年07月02日未明に続く青森県東方沖M5.0で同位置揺れた過去3例の共通点


 
2018年07月02日の未明に震度4の地震が発生した青森県東方沖で、同日夜20:53に再び今度はM5.0・震度3の地震が発生した。今回の震源では同緯度・同経度が揺れていた過去3回の事例全てにある共通点が見つかっている。

未明に続き青森県東方沖で強い地震

07月02日20:53のM5.0は震源の深さこそ20kmと浅かったが、未明のM4.8よりも陸地から遠かったため、最大震度は3に収まった。

07月02日02:27 M4.8 震度4
07月02日20:53 M5.0 震度3

これら2つの地震の位置関係を上記に示した。赤が今回のM5.0でオレンジ色が未明のM4.8である。

今回の地震も未明のM4.8の際に紹介した「空白地帯」において起きたことから、引き続き東日本大震災の影響という点と、北海道東部で予測されているM9クラスの巨大地震の影響という点から押さえておくことが必要だろう。
 

同緯度・同経度の過去3事例に共通していたのは

20:53に発生した今回の震源については、それ以外にも気になる点がある。

今回の地震は「北緯41.2度/東経142.8度・深さ約20km」の地点で発生したが、緯度・経度が同一の場所でこれまでに起きていた有感地震は3回。だが、青森県東方沖における今回と同緯度・同経度の震源が揺れた後に、注目すべき大地震が記録されていたのだ。

1944年04月26日 M-.- 震度1 青森県東方沖(今回と同緯度・同経度)
1946年09月27日 M-.- 震度2 青森県東方沖(今回と同緯度・同経度)

前者が昭和東南海地震の約8ヶ月前、そして後者が昭和南海地震の3ヶ月前だったのである。

更に残る1回が青森県東方沖で起きたのは2001年11月12日のM4.5・震度2であった。ではこの時はその後特徴的な地震が起きていたのかと言えば、やはり起きていたのだ。南海トラフの延長線上である琉球海溝において、1ヶ月後の2001年12月18日に与那国島近海M7.3・震度4が発生していたのである。

今回の震源と同緯度・同経度が揺れた3回の全てでその後南海トラフや琉球海溝でのM7以上大地震が起きていた。これは何かを示唆しているのだろうかそれとも単なる偶然なのだろうか。いずれにせよ興味深い位置で地震が発生したと言えそうだ。
 
※画像はUSGSより。