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2018年07月10日EPRC予告の臨時レポート07月04日分と06日分が公開


 
2018年06月下旬から南海トラフで強い地震が発生する可能性に言及していたEPRC(一般社団法人地震予兆研究センター)が07月10日、予告していた2日おきの臨時レポートをWebサイト上で公開した。

南海トラフ関連

EPRCは07月02日に配信したレポートの中で北海道や相模トラフ~駿河トラフ、それに南海トラフにおける地殻変動に関し「暫くは2日おきに臨時レポートにて報告させていただきます」と予告していたが、07月10日に公開されたのはこのうち「07月04日」と「07月06日」のそれぞれ臨時レポート。

「最新データによる地殻変動について」というタイトルの臨時レポートでは上記のエリアに関し分析が加えられているが、最も関心を集めていた南海トラフについては07月04日号で「北東方向に変動する大きな地殻変動が観測されています」としつつも「南海トラフ方向に向かう地殻変動ではないため、即座に南海トラフ大地震発生につながる可能性は低い」と緊急性の低下を窺わせる解説を加えている。

しかし07月06日号では「愛媛県では南海トラフ方向へ向かう大きな地殻変動が観測されています」として、変動する地点が増加した場合には「南海トラフ地震発生の可能性が高まる」と指摘しており、注視の必要性を述べていることから、予断を許さない状況と言えそうだ。
 

北海道と関東で予測に近い地震が発生

一方で注目されるのがEPRCの予測に近い地震が短期間の間に複数起きていた点だ。

EPRCでは07月02日配信号で「北海道南部~青森県北部」にかけてM5クラスの地震が発生する可能性があると記載していたところ、配信から2時間後に青森県東方沖でM5.0・震度3の地震が起きた、と07月04日号で自ら触れていたが、この07月04日号における予測「今後もM5クラスの地震発生の可能性があります」についても、07月10日に再び青森県東方沖でM4.8・震度3が発生したことにより的中した形。

更に関東地方についても07月04日号で「神奈川~東京・千葉を震源とした大きな地震につながる可能性がある」07月06日号で「相模トラフ・駿河トラフでM6クラスの地震発生の可能性がある」と指摘していたのに対し07月07日に千葉県東方沖でM6.0・震度5弱が起きているのだ。
 
関連URL:【EPRC】2018年7月4日配信臨時レポート 【EPRC】2018年7月6日配信臨時レポート