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国内地震 発生地震

2018年07月17日茨城県沖でM4.8・震度4、前日千葉県内の複数震源で有感地震相次いだ後に

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07月17日の04:34と04:43に茨城県沖でM4.8・震度4とM4.2・震度3の地震が相次いで発生した。前日には千葉県東方沖や千葉県南東沖、それに千葉県北西部で地震が続いていたが、今回の地震に対しては複数のシグナルも見られていた。

スロースリップとの関係は

07月17日04:34 M4.8 震度4 茨城県沖
07月17日04:43 M4.2 震度3 茨城県沖

震源位置はどちらも「北緯36.4度/東経140.7度・深さ約50km」と同一であり、茨城県沖での有感地震としては07月10日のM4.3・震度1以来1週間ぶりであった。

今回の震源「北緯36.4度/東経140.7度・深さ50km」は過去にも複数回の揺れを引き起こしている場所であることから震源位置自体が特徴的とは言えず、寧ろ多くの人が気になるのは06月に地震を連発させたスロースリップとの関連についてだろう。

地震調査委員会は07月10日の会合で、既に06月下旬からスロースリップの動きが鈍化していると結論付けている。

また今回の震源がいずれも深さ50kmとスロースリップの影響により発生していた地震よりも深い場所で起きたことから、スロースリップとの関連は高くないとみられる。

これは07月07日に千葉県東方沖で発生したM6.0・震度5弱(関連記事)の震源の深さが今回と同じ約50kmであった際に(その後66kmに訂正)、スロースリップとの関連を否定するコメントが出されていたためである。

ただし無関係と言い切れるかどうかはわからない。というのも前回2014年01月にスロースリップが観測された際には、その後2月になってから房総半島南方沖でM5.6の地震が起きており、スロースリップから1ヶ月程度経過した段階での強い地震の発生という点で、07月07日の千葉県東方沖M6.0・震度5弱や今回の茨城県沖M4.8・震度4と似た展開であるからである(関連記事)。

千葉県の複数震源における揺れからの震度4

今回の地震で注目されるのは07月15日から千葉県の複数の震源で地震活動が活発化していた点である。07月15日の午後から07月16日の午後にかけて「千葉県東方沖」「千葉県南東沖」そして「千葉県北西部」の3つの震源で有感地震が計5回観測されていたのだ。

07月15日14:01 M3.3 震度1 千葉県東方沖
07月15日15:23 M3.2 震度1 千葉県東方沖
07月16日11:52 M4.6 震度1 千葉県東方沖
07月16日13:54 M3.1 震度1 千葉県南東沖
07月16日16:43 M3.4 震度1 千葉県北西部

06月14日に千葉県の4つの震源(今回の3ヶ所に千葉県南部を含んだ4震源)が相次いで揺れた際に、過去データからその後数日以内に東北地方にかけての一帯で震度4以上の地震が起きていた事例が複数あると指摘(関連記事)したところ06月16日に千葉県南部でM4.5・震度4、06月17日に群馬県南部でM4.7・震度5弱の地震が発生していた。

こうした点からは今回の地震も千葉県内における複数の震源での地震が震度4を示唆していたと言うことも出来るため、今後も千葉県内の複数震源で地震が相次いだ場合には、その後の強い揺れに警戒する必要があるだろう。

シグナルも出ていた茨城県での地震

今回の強い揺れに対してはシグナルが出ていたとの見方も出来そうだ。05月25日に長野県北部でM5.1・震度5強が発生した際に、同一の震源位置が揺れていた過去データから太平洋側「中でも目立っていたのが茨城県での地震」と指摘していた(関連記事)。

また07月12日に硫黄島近海でM5を超える地震が連発した時にも、過去データからその後の展開として「目立っていたのが千葉や茨城といった場所における地震」「千葉や茨城といったエリアでの地震にも警戒しておく必要がある」と注意を促していたのである(関連記事)。

更に07月13日のバヌアツM6.4でも、周辺で類似条件下で起きていた地震からその後1ヶ月以内に「茨城から岩手にかけての太平洋側で強い地震が観測されていた」と言及していた(関連記事)。

こうした点からは想定の範囲内だったと言える今回の地震だったが、今後はどのような点に留意すべきなのだろうか。

まず気になるのが04:34のM4.8・震度4からわずか9分後に同じ場所でM4.2・震度3の地震が再び発生していた点である。

近い規模の地震が相次いだことから、あくまで可能性を否定出来ないというレベルだが今回の地震が前震であった恐れがないわけではないのだ。

04:43のM4.2・震度3以降、07:00までに有感地震は起きていないが、今後1~2日中に茨城県沖でM4を超える地震が連発するような展開になった場合には改めて警戒レベルを高めるべきと言えるだろう。
 


 

※画像は気象庁より。


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