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2018年07月18日茨城県の3震源で地震、類似事例ではその後震度4も


 
2018年07月18日に茨城県の震源「茨城県北部」「茨城県南部」「茨城県沖」のそれぞれで有感地震を観測、茨城県の全ての震源が揺れるという現象が発生した。こうした展開はその後どのような地震をもたらすのだろうか。過去の事例における特徴は。

茨城県の3震央地名でそれぞれ有感地震が発生

07月17日に茨城県沖でM4.8・震度4の強い揺れが起きた茨城県で、今度は07月18日に「茨城県北部」「茨城県南部」「茨城県沖」でそれぞれ有感地震が観測された。

07月18日08:27 M3.4 震度1 茨城県南部
07月18日11:00 M2.5 震度1 茨城県北部
07月18日16:45 M4.6 震度2 茨城県沖

気象庁が用いている震央地名のうち、茨城県を含むのはこの3つであることから、07月18日は茨城県の全ての震源が揺れたことになるが、このような現象はあまり多くない。

茨城県の3つの震源が同日中に有感地震を起こしていた事例は過去に50例強存在するが、その殆どが東日本大震災直後から暫くの間に発生していたのだ。

2011年に35回、2012年に8回、2013年に5回、といった具合で、それ以外では2015年、2017年、2018年にそれぞれ1回程度なのである。

千葉県で06月14日に6連発の地震が発生した際に、同日中に「千葉県東方沖」「千葉県北西部」「千葉県南部」そして「千葉県南東沖」でそれぞれ地震が起きていた事例を調べたところ、1週間以内に東北にかけての場所で強い地震が観測されていたケースが目立った、と指摘したところ、2日後に千葉県南部でM4.5・震度4、その翌日にも群馬県南部でM4.7・震度5弱の揺れが襲っていた。

また07月17日の茨城県沖M4.8・震度4の前日にも千葉県東方沖、千葉県南東沖、千葉県北西部でそれぞれ有感地震が起きていた。

千葉県内の複数の震源が同日中に揺れた場合、その後付近で強い地震が発生する可能性があると言えそうだが、では茨城県でこのような現象が起きた場合には、その後どのような展開となるのだろうか。
 

「茨城県北部」「茨城県南部」「茨城県沖」同日中に揺れた事例のその後は

「茨城県北部」「茨城県南部」「茨城県沖」がそれぞれ同日中に有感地震を引き起こしてた3つの事例について調べてみたところ、いずれにおいても2週間程度の間に震度4の地震が関東から東北にかけての場所で発生していたことがわかった。

2015年02月25日 茨城県北部・茨城県南部・茨城県沖でそれぞれ地震
2015年02月26日 M4.9 震度4 宮城県沖

2017年12月23日 茨城県北部・茨城県南部・茨城県沖でそれぞれ地震
2018年01月06日 M4.8 震度4 千葉県北西部

2018年02月19日 茨城県北部・茨城県南部・茨城県沖でそれぞれ地震
2018年02月26日 M5.7 震度4 福島県沖

これらから、関東・東北では2週間程度、震度4クラスの地震に注意すべきと言えるだろう。

また、3回の事例にはもうひとつ共通点があった。どの場合も伊豆方面で中規模の地震が発生していたのである。

2015年02月25日 茨城県北部・茨城県南部・茨城県沖でそれぞれ地震
2015年03月02日 M4.5 震度1 八丈島近海

2017年12月23日 茨城県北部・茨城県南部・茨城県沖でそれぞれ地震
2018年01月06日 M4.4 震度3 伊豆半島東方沖
2018年01月06日 M4.6 震度3 伊豆半島近海

2018年02月19日 茨城県北部・茨城県南部・茨城県沖でそれぞれ地震
2018年03月03日 M4.5 震度1 八丈島東方沖
 
※画像はHi-netより。