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2018年07月19日島根県東部M3.1と同位置地震後に強く揺れていた場所とは


 
2018年07月19日の23:40に島根県東部でM3.1・震度2の地震が発生した。今回の震源と同緯度・同経度・同深度における過去の地震とその後の発震を調べたところ、ある場所で強い揺れが起きていたことがわかった。

島根県東部では07月16日にもM3.1・震度2とM2.6・震度1の地震が起きていた他、2018年に入ってから今回が8回目の揺れであったことから地震自体は目立たないものであったが、今回は過去に共通点のある震源位置における地震であった。

今回の震源位置「北緯35.1度/東経132.8度」の地点ではこれまでに7回の地震が発生しており、同じ深さ10kmであったケースが4回、20kmであったのが2回、そして「ごく浅い」であったのが1回である。

深さまで同じだった4例のうち3回は2010年06月07日と09日に相次いで発生したものであったことからまとめて1例として扱った場合、その2例のいずれもその後岩手県で強い地震が起きていたのだ。

2010年のケースでは06月07日と09日に島根県東部・今回と同位置で3回の地震が起きると07月04日に岩手県内陸南部でM5.2・震度4とその翌日に岩手県沖でM6を超えるM6.3・震度4。

また2008年の場合、今回と同じ場所が揺れてから1週間後に岩手県沿岸北部でM6.8・震度6強という規模だったのである。

次に今回の深さ10kmに対し、深さ20kmで起きていた2例ではどうだったかと言えば、この時もやはり、岩手県沖で強い地震が発生していた。2004年のケースでは1ヶ月を超えたタイミングではあったものの岩手県沖でM5.6・震度5弱、そして2015年の場合には10日後に岩手県沖でM5.0・震度3、その翌日に岩手県沿岸北部でM5.8・震度5弱といった具合である。

深さ「ごく浅い」で起きた際には目立った地震は起きていなかったが、計5例のうち4回においてその後岩手県沖や岩手県沿岸北部、岩手県内陸南部といった場所におけるM5.5を超え震度5弱や震度6強につながっていた地震が偶然だったのかどうか、今回でわかりそうである。07月20日の05:07には早速、岩手県沖でM3.8・震度2の地震が発生している。
 
※画像は気象庁より。