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国内地震 発生地震

2018年07月31日福島県沖でM5.4・震度4、同一震源M5事例はその後周辺でのM6超え地震に波及

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07月31日の17:42に福島県沖でM5.4・震度4の地震が発生した。同一位置における過去の地震ではその後周辺でM6を超える地震に繋がっていた。

同一震源2事例ではその後周辺でM6超え

日本国内でM5.0以上の有感地震が記録されたのは07月24日の択捉島南東沖M5.0・震度2以来1週間ぶり(関連記事)、震度4以上が観測されたのは07月25日の熊本県熊本地方M4.4・震度4以来6日ぶりである(関連記事)。

また福島県沖でM5.0以上、震度4以上が起きたのはともに02月26日のM5.7・震度4以来5ヶ月ぶりであった(関連記事)。

今回の震源位置「北緯37.2度/東経141.3度・深さ約20km」の地点ではこれまでにもM5を超える規模の地震を2度、引き起こしていた。1931年05月26日のM5.4・震度3と東日本大震災後の2011年04月23日M5.6・震度5弱である。

これらの地震の後、日本国内でどのような地震が記録されていたか調べてみると、どちらの場合もその後周辺におけるM6以上の強い地震に繋がっていたことがわかった。

1931年の事例では2週間後に茨城県沖でM6.0・震度4が、また2011年のケースではわずか19時間後に三陸沖でM6.0・震度3の地震が起きていたのである。

事例数が少ないことから参考程度に留めるべきであろうが、周辺震源における強い地震に繋がっていく可能性を否定すべきではないだろう。

シグナル出ていたM5以上・震度4以上

今回の福島県沖M5.4・震度4に対しては2つの点からシグナルが出ていた。

まず07月13日にバヌアツでM6.4が発生した際に、震源の位置や深さといった条件から過去の類似事例について調べてみると、6例中の全てで1ヶ月以内に東北地方から関東にかけての太平洋側でM5以上の地震が複数回起きていたのである(関連記事)。

また07月18日に「茨城県北部」「茨城県南部」「茨城県沖」でそれぞれ有感地震が発生した際に、茨城県の3震源が同一日に揺れていた過去事例について見てみると、3つの事例がいずれも2週間程度の間に関東から東北にかけての一帯で震度4を記録していたことから(関連記事)、今回もこの条件に合致する形で地震が起きたと言える。

そして、今後の地震を考える上で注目すべきがこの2つ目のシグナルなのだ。

というのも07月29日に再び、茨城県北部・茨城県南部・茨城県沖それぞれにおいて地震が発生しているからである。

07月29日15:21 M3.5 震度2 茨城県南部
07月29日15:33 M4.1 震度3 茨城県沖
07月29日20:21 M3.1 震度1 茨城県北部

上記で紹介した今回の震源と同一の場所における地震がその後周辺でのM6超えに繋がっていた事例と合わせ、今後2週間程度の間に再度の震度4が関東から東北にかけて起きる可能性も視野に入れておくべきだろう。
 


 

※画像は気象庁より。


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