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2018年08月08日福島県沖でM4.8が発生、8日前のM5.4と同一震源で前震の可能性は


 
2018年08月08日の18:07に福島県沖でM4.8・震度3の地震が発生した。福島県沖としては目立つ規模の地震ではないが、8日前のM5.4と同一震源であることが注目される。

福島県沖では08月04日にもM3.7・震度1が起きたばかりだが、今回の地震についてはひとつ気になる点がある。

07月31日の福島県沖M5.4・震度4と震源位置が「北緯37.2度/統計141.3度・深さ約20km」と同一なのだ。

07月31日のM5.4に対し今回がM4.8と近いことから、単なる余震と位置づけるには今回の地震は規模が大きい。一連の地震が今後の更に強い地震の前震である可能性がわずかでもあるとするならば、福島第一原発にも近い場所であるだけに要注意であろう。

前震が顕著だった被災地震として東日本大震災と平成28年熊本地震が挙げられるが、それぞれにおける前震と本震の関係はこのような規模であった。

2011年03月09日11:45 M7.2 震度5弱 三陸沖
2011年03月09日11:57 M6.3 震度3  三陸沖
2011年03月10日06:22 M6.6 震度4  三陸沖
2011年03月11日14:46 M9.0 震度7  三陸沖

2016年04月14日21:26 M6.5 震度7  熊本県熊本地方
2016年04月14日22:07 M5.7 震度6弱 熊本県熊本地方
2016年04月15日00:03 M6.4 震度6強 熊本県熊本地方
2016年04月16日01:25 M7.4 震度7  熊本県熊本地方

東日本大震災の場合、前震であったM7.2が発生した後、マグニチュードで0.6小さいM6.6が起きてから本震のM9.0。

熊本地震では前震M6.5とほぼ同じ規模のM6.4が起きた後に本震のM7.4・震度7が発生したが、今回、07月31日のM5.4からマグニチュードで0.6小さい地震が08月08日に起きた形であり、これらが仮に前震であるとする場合には、福島県沖でM6からM7の強い地震に繋がる恐れがあることになる。

また、07月31日のM5.4の際に紹介したが、今回の震源「北緯37.2度/統計141.3度・深さ約20km」で過去に発生した地震はその後、M6以上の強い地震に繋がっていた。こうした点からも、念のために注意しておくべきだろう。
 
※画像は気象庁より。