180810-008surugawan

国内地震 発生地震

2018年08月10日駿河湾2年ぶりの地震で南海トラフとの関連は、付近では数日前にアユ大量死

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08月10日の21:18に駿河湾でM4.5・震度3の地震が発生した。今回の地震は駿河湾における有感地震が2年ぶりだったということに加え、いくつかの点から今後への警戒を高めておく必要がありそうだ。

駿河湾で有感地震が観測されたのは2016年07月20日のM4.1・震度2以来2年ぶりのことで、南海トラフとの関連が深い場所であると考えられていることと合わせ、注目を集める地震が発生したと言えそうだ。

今回の震源付近では、前回の南海トラフ巨大地震である昭和東南海地震の前、1935年07月11日にもM6.4の強い地震を記録していた。

では次の南海トラフ巨大地震に向かう時期である最近はどうかと言えば、既に2009年08月11日にM6.5・震度6弱と2011年08月01日にM6.1・震度5弱が起きている。

こうした流れの中で発生したM4.5・震度3であったわけだが、昭和東南海地震のわずか2ヶ月前、1944年10月18日にも震度1(Mは不明)が記録されている駿河湾だけに、今回の地震によって今後の動きには当然高い注意を払う必要があるだろう。

尤も、今回の震源は南海トラフ巨大地震の中では比較的規模が小さかったとされる前回の昭和東南海地震及び昭和南海地震の震源域には含まれていない。しかし、その一方で富士山の大噴火まで引き起こした1707年10月28日の宝永地震における震源域に含まれているのだ。

前回よりも大規模になる可能性がある次の南海トラフ巨大地震であるだけに宝永地震との兼ね合いに目を向けるべきだが、今回の震源位置を詳細に見ると不気味な要素は他にもある。

今回の震源位置「北緯34.9度/東経138.4度・深さ約20km」の地点ではこれまでに数回の地震を記録しているが、初めて揺れたのが2005年01月07日なのだ。

その4ヶ月前、2004年09月05日には紀伊半島南東沖地震(M7.4とM7.1)が三重県南東沖で起きていたことと合わせて考えれば、これによって影響を受け動き始めた可能性を否定出来ないからである。

また今後についての気になる情報もある。今回の震源からほど近い静岡市葵区の長尾川で08月04日にアユなど数千匹が大量死したばかりなのだ。

08月05日にこれを伝えたNHKによると現場での水質検査では有害物質は検出されなかったといい、同じ08月05日には神奈川県の由比ヶ浜でシロナガスクジラが打ち上げられたという話題もあったばかりであることから(関連記事)、一応念頭に置いておいた方が良いだろう。

08月03日に無感ながらM5.9という強い規模の地震が起きた本州南方沖(関連記事)における過去データからはその後南海トラフに関連する震源で規模の大きな地震が発生する傾向があると紹介したばかりである点からも、南海トラフへの警戒ランクをひとつ高めておく必要があることに加え、今回の震源からほど近い伊豆方面でもサクラエビの不漁といった異変が起きている点から(関連記事)、地震や噴火への備えが必要であることを再度確認しておいた方が良さそうだ。
 


 

※画像は気象庁より。


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