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2018年08月16日アリューシャン列島M6.6地震で日本への影響は、アラスカでは4日前にもM6.4


 
2018年08月16日の日本時間06:56にアラスカ・アリューシャン列島でM6.6の強い地震が発生した。過去に付近で起きていた地震後には、日本国内でどのような揺れに繋がっていたのだろうか。

アリューシャン列島強い地震の連発にも注意

アラスカでは08月12日にもM6.4の地震が起きたばかりだが、この時の震源はアラスカ北部であり、アリューシャン列島のタナガ島・タナガ火山に比較的近い今回の震源とは位置が異なっている。

M6.5以上の地震が観測されたのは08月05日のインドネシアM6.9以来11日ぶりで、2018年としては14回目。

アラスカからアリューシャン列島にかけては太平洋プレート側で2018年01月23日にM7.9の大地震が起きていたが、今回と同じ北米プレート側では2017年03月・06月・07月・10月にM6.5以上が続いていたことから、今回の地震をきっかけに再びアリューシャン列島で強い地震が相次ぐ可能性も否定は出来ない。

では深さ31.6kmだったとされている今回の震源に近い位置でこれまでに発生した地震後に、日本国内ではどのような揺れに繋がっていたのだろうか。
 

付近での地震後に日本で起きていた揺れの傾向は

今回の震源に近い場所で起きた5回の事例について、その後2ヶ月以内に日本国内で発生した地震と照らし合わせてみると、やはり北海道方面におけるM5以上が目立っている。

最近の事例では1996年06月09日にアリューシャン列島の今回の震源に近い位置でM6.5が起きた際、1週間後に択捉島南東沖でM5.1、それから更に1週間後に北海道東方沖でM5.0の地震が観測されていた。

また1929年07月05日にM7.0、07月08日にM7.3とアリューシャン列島で大地震が連発した時は08月末にかけて北海道東方沖や根室半島南東沖、渡島地方北部、檜山地方でM5以上が4回発生していた。

更に1927年04月のアリューシャン列島M6.5のケースでは6日後に十勝地方南部でM6を超える強い地震が起きていた他、05月にも日高地方中部でM5.0。

他にも1992年09月30日にアリューシャン列島の今回の震源近くでM6.5が記録された例があるが、この時は2ヶ月以内に北海道でM5を超える地震は起きていなかった。

だが、注目すべきは年明け1993年01月15日にM7.5・震度6弱の釧路沖地震が、1993年07月12日にもM7.8の北海道南西沖地震がそれぞれ発生していた点である。北海道方面への影響は想定しておくべきだろう。
 
※画像はUSGSより。