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2018年08月19日フィジーでM8.2巨大地震、南海トラフへの波及に要注意

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08月19日の日本時間09:19にフィジーでM8.2の巨大地震が発生した。深さ500km以上と深い場所で起きた地震であったが、付近における類似の事例を調べてみると、複数のケースでその後南海トラフにおける強い地震に繋がっていたことがわかった。

1年ぶりのM8以上巨大地震

M8を超える今回の地震であったが、M8以上の巨大地震としては2017年09月08日のメキシコM8.2以来およそ1年ぶりのことであった。M7以上の大地震としては02月25日のパプアニューギニアM7.5(関連記事)以来半年ぶり。

08月05日にはインドネシアでM7.0が発生したが(関連記事)、後にM6.9に修正されたことから2018年としては今回が6回目のM7以上となる。

フィジーにおける今回の震源は深さが563kmと超深発とも言える場所であったが、付近で20世紀以降発生してきたM7以上を抽出すると同様に深さ500km以上で起きた事例が少なくなく、特に今回の震源位置の近くで4回の大地震が記録されている。

これらについてその後、日本国内における発震状況に何らかの傾向性は窺えたのだろうか。

南海トラフでの強い地震に注意

今回、フィジーで発生したM8.2巨大地震の震源近くでこれまでに起きた深さ500km以上・M7以上についてその後2ヶ月間の日本国内地震を調べてみると、琉球海溝から南海トラフにかけての一帯で強い地震が発生する傾向があることがわかった。

中でも注目度の高い南海トラフ関連震源に触れると、1963年08月のケースではフィジーM7.0の約1ヶ月後に日向灘でM6.3・震度4、1994年03月のフィジーM7.6では1.5ヶ月後に日向灘のすぐ隣、大隅半島東方沖でM6.0・震度4、1998年のフィジーM7.2の場合には3週間後に三重県北部でM5.5・震度4が起き、それから1ヶ月後に伊予灘でM5.4・震度4といった具合だ。

大地震に繋がっていた例もある。1998年のケースでは三重県北部が揺れた後およそ2週間後に石垣島南方沖でM7.7という大地震が起きていた他、4つ目の事例となる2004年07月15日のフィジーM7.1の際には、2ヶ月後の2004年09月05日に三重県南東沖でM7を超える紀伊半島南東沖地震が起きていたのである。

フィジーにおける今回の震源付近でのM7以上4例のうち3例で南海トラフM6以上が、そして残る1回も石垣島南方沖でM7.7という結果は今後の警戒を高めるべきとの結論に十分だが、それだけではない。

今回の震源のごく近くでは2018年02月09日にも深さ556kmの位置でM6.0の地震が発生していたが、やはりその10日後には豊後水道でM5.0・震度4が起きていたのである。
 


 

※画像はUSGSより。


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