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2018年08月20日インドネシアからフィジーでM6.5以上連発後の国内地震傾向は

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インドネシアや南太平洋フィジーでの強い地震が相次いでいる。フィジーでM8.2を観測した日本時間08月19日だけでもインドネシアにかけての一帯ではM6以上が5回発生しており、08月29日の23:56にはロンボク島付近で再びM6.9が起きているのだ。類似の事例において日本への影響は見られるのだろうか。

フィジーM8.2に続きインドネシアで再びM6.9

08月05日にM6.9の強い地震が発生したインドネシアでは(関連記事)08月18日にもM6.5を記録していたが(関連記事)、フィジーでのM8.2以降にも再び、08月19日の日本時間23:56にM6.9という地震を観測。

08月19日09:19のフィジーにおけるM8.2巨大地震(関連記事)と合わせ今後の地震活動に警戒が高まっているようだ。

フィジーでもM8.2の後にM6.8が起きており08月に入りインドネシアからフィジーにかけての一帯ではM6.5以上が5回記録されるなど大規模な地震が増加している。

08月05日 M6.9 インドネシア
08月18日 M6.5 インドネシア
08月19日 M8.2 フィジー
08月19日 M6.8 フィジー
08月19日 M6.9 インドネシア

インドネシアからパプアニューギニア、ソロモン諸島、バヌアツそしてフィジーに至る南太平洋で今回と同じようにM6.5以上が続いた際に、その後の日本における地震活動には何らかの影響は出ていたのだろうか。

南太平洋M6.5以上連発とその後の国内発震の傾向は

20世紀以降、同エリアにおいて同月中にM6.5以上の地震が5回以上発生していた事例は25回。当該月を含めた3ヶ月間に日本国内で起きたM6以上の地震について調べてみると延べ77回という結果であった。

M6.5以上は延べ25回、M7を超える大地震が起きていたのは延べ8回であり、日本国内における発震頻度に照らせば際立って多いとは言えず、それほど強い影響を及ぼすと考える必要はなさそうだ。

ただし気になるデータもある。南太平洋でM6.5が5回以上発生した際に今回と同様、M8以上の巨大地震が含まれていた3つのケースでは日本付近におけるM7以上との関連が目立つのである。

1971年07月に南太平洋でM6.5以上が09回連発した際には07月26日のパプアニューギニアM8.1が含まれていたが、1週間後の08月02日に十勝沖でM7.0。

また2013年02月に07回続いた時は02月06日にソロモン諸島でM8.0が起きていたが、04月19日に千島列島でM7.0。

2000年11月にパプアニューギニアM8.0を含む06回のM6.5以上続発の事例ではM7以上は国内で発生しなかったが、前月の2000年10月06日には鳥取県西部地震(M7.3)が起きていたのである。

フィジーM8.2の周辺でこれまでに起きてきたM7以上の大地震ではその後南海トラフ関連震源でM6クラスの規模で揺れる傾向があるが(関連記事)、インドネシアからフィジーにかけてのプレート境界付近で強い地震が多発した場合には、国内M7以上の可能性も視野に入れておくべきだろう。2016年11月22日の福島県沖M7.4以来、M7を超える地震が起きていない現状に鑑みれば、そろそろ起きても不思議ではないと考えておいた方がよさそうだ。
 


 

※画像はUSGSより。


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