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2018年08月23日アラスカM6.3地震で2017年以降M6以上の最多発生月に


 
2018年08月23日の日本時間12:35にアラスカ・アリューシャン列島でM6.3の地震が発生した。2018年08月としては17回目のM6以上であったが、これによって2017年以降、M6以上の最多発生月となった。地震活動の活発化に注意が必要である。

今回の震源の深さは約43kmで、すぐ西側に当たる場所では深さ約20kmの地点で08月16日にM6.6が発生したばかりであり、アラスカ北部における08月12日のM6.4と合わせ、周辺での強い地震連発を印象づけている。

08月16日のM6.6及び今回のM6.3付近で発生した地震がその後日本国内にどのような影響を及ぼす可能性があるかという点についてはM6.6の際に紹介した通り北海道方面におけるM5以上が目立っていたことが過去データから示されているが、今回のM6.3がもうひとつ特徴的であるのはこの地震によって2017年以降、M6以上最多発生月となった点である。

08月22日にベネズエラでM7.3バヌアツでM6.5、そして日本時間18:31に米国オレゴン州の沖合でM6.2が起きるなどM6以上が3回相次いだが、これらに続く今回のアリューシャン列島M6.3によって2018年08月に世界で発生したM6以上の回数は17回となった。

これは2017年11月の16回を抜いて、2018年08月が2017年以降M6以上の最多発生月となったことを示している。つまり2017年以降で最も地震活動が活発な月ということになるのだ。

まだ1週間以上、つまり月の1/4以上を残したタイミングでの17回であるだけに月末までに更にM6以上が起きる可能性は否定出来ないが、その場合M7以上の大地震に繋がる可能性はどの程度あるのだろうか。

2018年08月に発生したM7以上大地震は08月19日のフィジーM8.208月22日のベネズエラM7.3の2回。

2010年以降、18回以上のM6以上が起きた月は13例だがこのうち、M7以上の大地震を3回以上含んでいたのは9例。また、20回以上のM6以上を記録していたのは9例だが、この場合には8割近くとなる7例においてM7以上が3回以上観測されていた。

こうしたデータからは、M6以上が更に続くようであれば、M7以上が控えている恐れにも留意しておくべきだろう。

尚、2010年以降M6以上が最も多発していたのは東日本大震災が発生した2011年03月の73回である。
 
※画像はUSGSより。