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2018年08月24日浦河沖で「24時間以上の空白」破る地震が発生、過去データは


 
2018年08月24日の05:52に浦河沖でM4.0・震度1の地震が発生した。この地震自体に際立った特徴はないものの、前日以来26時間ぶりの有感地震であった。同様の事例においては、最近どのような地震が起きていたのだろうか。

浦河沖で26時間ぶりの有感地震

浦河沖で有感地震が観測されたのは08月13日のM3.7・震度1以来11日ぶりで、地震の多い震源だけに今回の揺れ自体に大きな特徴はない。

震源位置「北緯41.6度/東経142.0度・深さ約60km」ではこれまでに2009年06月のM3.1・震度1と2009年09月のM4.2・震度2が起きた事例があるが、どちらもその後2ヶ月間の地震発生推移に際立った点も見当たらない。

しかし、今回の地震は08月23日03:31の熊本県熊本地方M2.4・震度2以来26時間ぶりに発生した有感地震であったという性格を有した地震でもあった。

24時間以上の有感地震空白が生じるとその後強い地震が起きるのではないかと囁かれることもあるだけに、今後が気になる人も少なくないだろう。

日本国内では震度1未満として計測される無感地震も数多く発生している。08月23日03:31から24日05:52の間にも約290回の無感地震が起きているのだ。従って24時間以上の有感地震空白によるその後の地震活動への影響は単なるジンクスである、という前提に立った上であくまでこれまでのデータとして「24時間以上の有感地震空白後に起きていた地震」について紹介する。
 

24時間以上の有感地震空白とその後の地震とは

今回、26時間ぶりの揺れを観測した浦河沖だが、日本国内で24時間以上、有感地震が発生しなかった事例としては07月07日から08日にかけての34時間ぶり以来およそ1.5ヶ月ぶりで、2017年以降24回目であった。

では、2017年以降の23回で、その後1週間以内に強い地震が起きていたケースはどの程度あったのだろうか。

23例中、M5以上の地震を日本国内で観測したケースは22回とほぼ全てであった。国内のM5以上発生頻度に照らせばそれほどの違和感はないが、M6以上が起きていたのが5回。またM5以上が複数回発生していた事例も10回と少なくない。

次に揺れの大きさについては23例中、1週間以内に震度4以上が記録されていたのが12回、震度5弱以上が7回という結果であった。

特に24時間以上の空白後の地震については直近の2事例が特徴的であるだけに、世界的に地震が増加している2018年08月、今回も何か起きるのではないかという漠然とした不安は拭えないかもしれない。

というのも34時間ぶりの空白を破った前回の地震が07月07日の千葉県東方沖M6.0・震度5弱であったことやその前、06月08日から09日にかけての際には06月12日に大隅半島東方沖でM5.5・震度4が起きた後、空白から9日後に大阪府北部でM6.1・震度6弱が発生していたからである。
 
※画像は気象庁より。