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2018年08月26日釧路地方北部で珍しい揺れ、その後起きていた大地震とは


 
08月26日の19:48に釧路地方北部でM3.0・震度2の地震が発生した。北海道東部から千島にかけての一帯で地震が続いているが、釧路地方北部が揺れた場合、その後北海道で大地震が起きていたケースが複数あることがわかった。

続く北海道東部での地震

釧路地方北部では1938年05月29日にM6.1の屈斜路地震を引き起こした履歴はあるものの、過去約90年間で58回しか有感地震が記録されていないことから、比較的珍しい地震が起きたといえる。

北海道東部では08月24日にも根室地方南部で震度1ながら13ヶ月ぶりの地震が発生したばかりであるのに加え、08月26日には無感地震ながら択捉島南東沖付近でM5.1が起きたばかり。

更に択捉島南東沖付近ではその前後24時間でM4.5以上の地震が6回も続いている。

08月26日03:25 M4.7 択捉島南東沖
08月26日03:56 M4.5 択捉島南東沖
08月26日14:57 M5.1 択捉島南東沖
08月26日16:59 M4.6 択捉島南東沖
08月26日17:38 M4.5 択捉島南東沖
08月27日08:10 M4.6 択捉島南東沖

08月後半に入りフィジーM8.2、ベネズエラM7.3、ペルーM7.1とM7以上の大地震が3回も起きている上に、08月としてはM6以上が20回と多発しているなど世界的に地震活動が活発化していることから、北海道東部から千島列島にかけての一帯におけるこうした地震活動を注視しておくべきだろう。
 

釧路地方北部での揺れ後に起きていた大地震

今回、釧路地方北部でこれまでに起きてきた58回の地震についてその後を追跡したところ、10回以上のケースでその後数ヶ月以内に北海道東部方面における強い地震が起きていたことがわかった。

1963年の釧路地方北部M4.4から08日後の10月13日にM8.1の択捉島沖地震が発生した例や、1968年に釧路地方北部でのM4.8から1.5ヶ月後に05月16日の十勝沖地震(M7.9)が起きていたなど比較的短期間で大地震に繋がっていた事例もあるが、多くは約半年程度経過してからであった。

00ヶ月後 1963年 M8.1 択捉島沖地震
01ヶ月後 1968年 M7.9 十勝沖地震
04ヶ月後 1961年 M7.2 釧路沖
04ヶ月後 1971年 M7.0 十勝沖
04ヶ月後 2013年 M6.5 十勝地方南部
06ヶ月後 2008年 M7.1 十勝沖
07ヶ月後 2000年 M7.0 根室半島南東沖
07ヶ月後 2003年 M8.0 十勝沖地震
08ヶ月後 1950年 M7.5 宗谷東方沖
08ヶ月後 1973年 M7.4 根室半島沖地震
09ヶ月後 1952年 M8.2 十勝沖地震

単なる偶然なのかそれとも釧路地方北部における地震が北海道東部方面と何らかの関わりがあるのかはもちろん不明だが、半年程度先、と考えるわけにはいかない理由も今回ある。

というのも、釧路地方北部ではM1.2・震度1と小さかったが2018年03月20日にも有感地震が発生していたからである。
 
※画像は気象庁より。