180910-013miekenchubu

2018年09月10日三重県中部で地震、その後南海トラフ関連震源揺れるケース目立ちM7超え事例も

Pocket

 
09月10日の17:50に三重県中部でM3.2・震度2の地震が発生した。今回の震源に近い場所で揺れていた過去のデータではその後南海トラフ関連震源における地震が目立っており、中にはM7を超えていたケースも見つかっている。

東南海地震の想定震源である三重県南東沖からも近い三重県中部で有感地震が観測されたのは06月07日のM2.6・震度1以来3ヶ月ぶりだが、その前が2017年01月04日のM3.3・震度1まで17ヶ月も遡る必要があることから、2018年2度目の揺れとして注目される。

今回の震源位置は「北緯34.4度/東経136.2度・深さ約30km」であったが、同緯度・同経度で深さまで近似の過去事例についてその後の地震を追跡してみると、ある特徴が浮かび上がった。

6例中4例で、その後南海トラフに関連する震源におけるM5以上の地震が起きていたのだ。

2007年04月のケースでは11日後に愛媛県東予でM5.4・震度4が起き、その5日後に今度は東海道南方沖でM5.0・震度2。

1984年01月の事例では約1ヶ月後に奈良県でM5.5・震度3とその5日後に三重県南東沖M5.4・震度1。

三重県南東沖はもうひとつ、1957年09月の際にも三重県中部が揺れてから16日後に三重県南東沖でM5.6・震度1という展開もみられた。

そして最も注目すべきは1984年07月26日に三重県中部でM3.1・震度1が起きた際の事例で、12日後に日向灘でM7.1・震度4という地震に繋がっていたのである。

東日本大震災の直後、日本各地で強い揺れが相次いだが、地震の規模を示すマグニチュードこそM6.7とずっと小さかったものの、平成30年北海道胆振東部地震以降、南海トラフに関連した震源での小規模な地震が目立っている。

09月06日 M2.7 震度1 和歌山県北部
09月06日 M3.2 震度2 島根県西部
09月07日 M3.1 震度1 瀬戸内海中部
09月08日 M2.3 震度1 和歌山県南部
09月08日 M2.7 震度1 和歌山県北部
09月10日 M3.2 震度2 三重県中部

これらのうち瀬戸内海中部や三重県中部は年に1回揺れるかどうか程度の珍しい震源における地震であり、今回揺れた三重県中部でその後南海トラフ関連震源におけるM5以上発生が多かった過去データと合わせ、しばらくは南海トラフから改めて目を離すべきではないだろう。
 

※画像は気象庁より。


「地震ニュース」では地震の分析と過去データからの予測・前兆情報を全てオリジナル記事でご提供。新着記事配信登録でいち早くどうぞ。


follow us in feedly

読者アンケートにご協力下さい。読者アンケート

当サイトの著作物は無断転載・使用を固く禁じています。またリライトと判断される行為についても固くお断り致します。各種Webサイト・掲示板・動画・スマートフォンアプリなど形態を問わず権利侵害行為に対しては著作権法及びその他の法に基づき厳正に対処します。「無断転載禁止」をご覧ください。


Pocket