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国内地震 発生地震

2018年09月15日沖縄本島近海でM5.4の地震、付近の揺れが南海トラフに繋がっていた例は

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09月15日の09:08に沖縄本島近海でM5.4・震度2の地震が発生した。南海トラフから琉球海溝に至るプレート境界付近で起きた地震であっただけに、付近で過去に起きた地震以降、南海トラフ関連震源での地震に繋がっていたかどうか追跡してみた。

沖縄本島近海で有感地震が観測されたのは09月08日のM3.8・震度1以来1週間ぶりで、2018年に入り今回が14回目の地震であったことや、M5以上の地震も毎年1~3回程度記録している年が続いていることから、珍しいとは言えない規模・震源における揺れであった。

今回の地震は南海トラフから琉球海溝に至る、フィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界付近でのユーラシアプレート側で起きており、深さは約10kmとされている。

この一帯に対するシグナルとしては、09月02日に奄美大島近海で有感地震が3連発した際、過去の事例から1ヶ月以内に南海トラフや琉球海溝沿いにおけるM5以上の可能性があると紹介していた(関連記事)。

次に今回の地震について20世紀以降に発生してきた周辺におけるM5以上のうち、深さ20km以下で今回の震源から近い、ユーラシアプレート側で発生した地震について、特に気になるであろう南海トラフに関連した震源がその後揺れていたかについて追跡してみた。

今回の震源に近い条件で起きてきたM5以上7例について調べたところ、直近と言って良い時期に南海トラフ関連でM5以上が記録されていた例はなく、この点からはそれほど懸念する必要はなさそうである。

ただし、2ヶ月以内という形である程度の期間について見てみると、7例中5例で南海トラフ関連震源でのM5以上が発生していた。

最も直近のケースでは2017年05月15日に今回の震源に近い場所(震央名は奄美大島近海)でM5.5が起きると、その1ヶ月後となる06月20日に豊後水道でM5.0・震度5強。

その前となる2013年06月の事例では1.5ヶ月後に遠州灘M5.1・震度4、また1989年08月には1ヶ月後に四国沖でM5.2・震度2、大隅半島東方沖でM5.3・震度2。

前回の南海トラフ巨大地震である1944年の昭和東南海地震と1946年の昭和南海地震の間となる1945年にも今回の震源付近ではM6.5の地震が起きていたが、この時も6週間後に三重県南部でM5.0・震度2、その3日後に愛知県西部でM5.6・震度2が観測されていた。

そして最も特徴的だったのが2013年02月の事例である。02月27日に沖縄本島近海でM5.0が発生すると2週間後の3月11日に日向灘でM5.2・震度3が起きた後、それから1ヶ月後の04月13日には淡路島でM6.0・震度6弱という強い地震に繋がっていたからである。
 


 

※画像はUSGSより。


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