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宏観異常

2018年09月16日東京湾でクジラの死骸漂流、08月の鎌倉打ち上げでは5日後に駿河湾M4.5の地震

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09月16日、東京湾にクジラの死骸が浮かんでいると海上保安庁「海の安全情報」が告知、これをNHKを含む複数のメディアが相次いで報じている。

海上保安庁によるとクジラの死骸は09月16日の11:20と15:30に浦賀水道航路南方でそれぞれ漂流しているとされ、付近を航行する船舶に注意を呼びかけていた。

東京湾では06月18日から08月にかけてクジラの目撃が相次ぎ、テレビを含む多数のメディアがこれを伝えていたことから、今回のクジラとの関連が気になるところだろう。

海上保安庁によると、今回漂流しているというクジラは体長約4mだという。一方、06月以降に東京湾で目撃が続いていたクジラは体長13mとも15mとも言われていたことから、体長についての情報を元にすれば今回漂流しているクジラとは別個体である可能性が高いということになる。13~15mとされるクジラは08月11日の午前、千葉港付近における目撃情報が最後で、その後の行方はわかっていない。

今回については単体であることから、病気や怪我といった理由で死んだ可能性も否定出来ず、地震の発生と結びつけて考えるのは早計だろう。

とは言え、気になる点もある。クジラの死骸漂流を伝えるNHKによると、専門家は今回のクジラをザトウクジラの子どもとの見解を示した上で、ザトウクジラは夏の間、日本より北の海域におり、冬になると南下して小笠原諸島や沖縄周辺でも確認されるため、「この時期に神奈川県三浦市の沖合いで見られるのは珍しい」と話しているというのだ。

今後の地震活動に注目が集まりそうだが、では最近の事例ではその後地震が発生したケースは見られるのだろうか。

06月以降クジラの目撃が続いていた東京湾とその周辺では、同時期に房総半島沖におけるスロースリップによる地震が相次ぎ(関連記事)、07月07日には千葉県東方沖でM6.0の地震が起きていた(関連記事)。

また関東地方では08月05日にも神奈川県鎌倉市の由比ヶ浜にクジラが打ち上げられていたが、この時はどうだったかと言えば5日後の08月10日に駿河湾でM4.5・震度3の地震が発生していた。

千葉県では05月07日に谷津干潟で小型イルカのスナメリが死骸で発見されたが、その10日後の05月17日に千葉県東方沖でM5.3・震度4。

関東以外で最近、メディアが報じた事例としては08月07日に釧路の西側にあたる北海道白糠町の海岸におけるクジラの死骸打ち上げが挙げられる。これを09月06日の平成30年北海道胆振東部地震と結びつけるのは難しいだろうが、08月24日には南側の青森県東方沖でM5.1・震度3の地震が観測されていた。
 


 

関連URL:【NHK】浦賀水道近くにクジラの死がい 船に注意喚起 神奈川 三浦


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