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2018年09月22日北海道と九州でほぼ同時に地震、その後南海トラフ震源に繋がっていた例も


 
2018年09月22日の07:03に天草灘と胆振地方中東部でほぼ同時に有感地震が発生した。どちらもそれほど地震が多いとは言えない震源だが、過去の類似事例ではその後南海トラフにおける強い地震に繋がっていた点が注目される。

気象庁の発表ではどちらも「22日07時03分ころ」として天草灘でM3.5・震度2が、胆振地方中東部でM2.6・震度1が発生したとされているが、Hi-netの速報によると約16秒差で地震が起きていたようだ。

09月22日07:02:55 M3.7 天草灘(深さ8.9km)
09月22日07:03:11 M2.8 胆振地方中東部(深さ36.0km)

関連は不明だがほぼ同時に日本列島の南北がそれぞれ揺れたことから、他の震源への影響など今後の動向が気になる、という人もいることだろう。

そこで天草灘と胆振地方中東部が過去、短時間の間に揺れ合っていた事例について調べたところ、天草灘では過去90年間に約200回、また胆振地方中東部では09月06日の平成30年北海道胆振東部地震の発生までに約70回とどちらも地震が多い震源とは言えないにも関わらず、2回のケースで24時間以内に双方が揺れていたことがわかった。

これらにおいて、その後日本国内でどのような地震が起きていたのか追跡してみると、どちらの例でも直近で南海トラフに関連した震源における強い地震に繋がっていたのである。

2006年03月22日の14:28に天草灘でM3.6・震度1が、その約18時間後の03月23日08:09に胆振地方中東部でM3.7・震度1が発生したケースでは4日後の03月27日に日向灘でM5.5・震度5弱の地震。

また2018年06月03日の08:32に胆振地方中東部でM2.3・震度1、その10時間後の18:31に天草灘でM3.9・震度3が起きた際には9日後の06月12日に大隅半島東方沖でM5.5・震度4が観測されていたのである。

更にこの時はそれから6日後の06月18日に、南海トラフ巨大地震前に多発する内陸直下型地震のひとつとされる大阪府北部M6.1・震度6弱が起きていた。

これらは単なる偶然だったのかそれとも北海道と九州においてほぼ同時に発生した地震が日本列島の軋みを示唆していたのだろうか。
 
※画像は気象庁より。
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