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2018年09月22日今度は愛知県でクジラの死骸、東海から南海トラフにかけて続く異変


 
ここ数ヶ月、東京湾から東海地方にかけての一帯で続いているクジラの目撃や打ち上げがまた発生した。今度は愛知県豊橋市湾内でクジラの死骸が見つかったというのだ。

今度は愛知県でクジラの死骸

これは09月22日の朝、愛知県豊橋市の三河港にある埠頭近くで海上にクジラの死骸が浮いているのが見つかったというもので、体長約8mのマッコウクジラだとみられるという。

2018年06月に東京湾でクジラが目撃されて以降、東海地方にかけての一帯における打ち上げや死骸の漂着が相次いでいる。

06月から08月にかけて東京湾内に現れたクジラに関する報道が続いていた他、07月17日には静岡県湖西市の海岸でクジラの死骸が、08月05日には神奈川県鎌倉市の由比ヶ浜でクジラの打ち上げがそれぞれ発生。

更に09月に入ってからは16日に東京湾の浦賀水道でクジラの死骸目撃18日には静岡県の浜岡原発敷地内の海岸にクジラの死骸が漂着、そして今回の09月22日愛知県豊橋市でのクジラ死骸と続発しているのだ。
 

伊豆・駿河トラフへの専門家・機関による警鐘

既に紹介している通り伊豆半島や伊豆諸島、それに駿河トラフにかけての一帯に対しては複数の専門家・機関が地震に対する注意を喚起するコメントを直近で発している。

09月19日に村井俊治東大名誉教授の「週刊MEGA地震予測」が伊豆半島や伊豆諸島について「要警戒」としていた他、09月20日にはEPRC(一般社団法人地震予兆研究センター)が駿河トラフから三宅島周辺に対しM6クラス・最大震度6の地震発生の可能性に言及しているのである。

こうした中、これまでの東京湾や神奈川県、それに静岡県にとどまっていたエリアを更に広げる形で起きた今回の愛知県におけるクジラの死骸漂着は、南海トラフ巨大地震への漠然とした懸念を増すことになるだろう。
 

東海含む南海トラフ3連動備えへのきっかけに

一連のクジラが今後の強い地震と何らかの関わりを持っているかどうかは勿論不明だが、ここでは06月以降、関東から東海にかけて起きてきたクジラの目撃や漂着とその後の発生地震についてもう一度振り返っておくこととする。

06月18日に東京湾でクジラが目撃された際には、その後1ヶ月間で07月07日の千葉県東方沖M6.0・震度5弱をはじめ千葉県・茨城県の震源でのM4以上地震が14回発生していた。

07月17日に静岡県湖西市でクジラの死骸が見つかった際には、直近では目立った地震こそなかったものの、その後08月05日に神奈川県鎌倉市でクジラが打ち上げられるとその5日後、08月10日に駿河湾でM4.5・震度3の地震が起きていたことから1ヶ月以内に該当している。

また09月16日に東京湾でクジラの死骸が目撃された時には同じ09月16日に千葉県東方沖でM4.5・震度1が発生しており、これから強い地震が起きる可能性もある。

09月18日の静岡県浜岡原発敷地内におけるクジラの死骸漂着と今回の愛知県三河湾におけるクジラの死骸漂着に関してはまだ結果が出ていないだけに、今後の推移を見守っていく必要がある。

いずれにせよ東南海地震や南海地震といった南海トラフ巨大地震に対する関心が高まる一方で、東海地震への注目度がそれほどでもない現状、関東から東海にかけて続くクジラについての話題や専門家・機関による伊豆や駿河トラフへの警鐘で、改めて東海・東南海・南海の3連動もあり得るという観点からの備えを、首都圏でも行っておくためのきっかけとすべきだろう。
 
※画像はGoogleMapより。
関連URL:【朝日新聞】愛知・三河湾にクジラの死骸が漂着 体長8メートル