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M6以上22回・M7以上大地震4回だった2018年08月と27日現在M6以上08回の09月で10月の傾向は


 
2018年08月に計22回ものM6以上を観測するなど活発だった世界の地震活動が、09月中旬以降沈静化している。類似の展開を見せた過去の事例に照らすと10月はどのような傾向を見せる可能性があるのだろうか。

08月19日のフィジーM8.222日のベネズエラM7.324日のペルーM7.1、そして29日のニューカレドニアM7.1と4回のM7以上大地震を含む22回のM6以上を記録した08月だったが、09月中旬以降、目立った地震は起きていない。

09月07日にフィジーで再びM7.9の強い地震が観測されるなど09月11日までに7回のM6以上が発生したものの、それ以降、2週間以上の間に起きたM6以上は17日のフィジーM6.5の1回のみなのだ。

日本で平成30年北海道胆振東部地震が発生したのも09月06日と上旬であったことから中旬以降、世界的に地震活動が沈静化していると言えるが、こうした状況の中迎える10月はどのような傾向を辿ることになるのだろうか。

2001年以降、08月と同じ22回かそれ以上のM6以上を観測した月のうち、翌月のM6以上発生回数が減少していた、2018年8月・9月と同様の展開を見せた事例は計11例。

これらについて、その翌月、つまり2018年10月に該当する月のM6以上発生回数が増加していたのかそれとも減少していたのかを追跡したところ、4例では増加、2例では同等、そして5例では減少という結果であった。

10月の傾向を過去のデータから推測するのは困難と言えそうだが、増加した4例についてはある共通点も見られた。

22回以上のM6を記録した1ヶ月目と減少した2ヶ月目、そして増加に転じた3ヶ月目のM6以上発生回数を比較すると、4つのケースいずれにおいても3ヶ月目の回数は1ヶ月目のおよそ2/3という結果だったのである。

2007年09~11月の事例では1ヶ月目の27回に対し3ヶ月目は18回。2013年02~04月の例では23回に対して16回。2015年09月~11月の際には24回の16回、2016年04~06月は22回の15回といずれも1ヶ月目の65~70%弱で落着している。

こうした点に鑑みれば、2018年10月のM6以上発生回数は多くとも08月の22回に対し15回程度ということになるが、果たしてどうなるだろうか。

なお、2018年の月別M6以上発生回数は06月の01回から01月と02月の各11回にとどまっている。
 
※画像はUSGSより。