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2018年09月28日インド洋の三重会合点で3回の地震、その後揺れる伊豆小笠原と南海トラフ

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09月28日の日本時間午後、インド洋にある3つのプレートが交差する三重会合点付近で3回の地震が発生した。過去、周辺で揺れた地震の後には日本である傾向が見られていた。

2週間以内にM5以上が伊豆・小笠原で起きる可能性

09月28日14:56 M4.9 インド洋三重会合点付近
09月28日15:21 M5.5 インド洋三重会合点付近
09月28日16:06 M5.6 インド洋三重会合点付近

インド洋における三重会合点はアフリカプレートとオーストラリアプレート、それに南極プレートが交差する場所であり、日本においても房総半島沖で太平洋プレートとフィリピン海プレート、それに北米プレートが交わる三重会合点が存在、プレートが複雑に影響し合うことで知られている。

今回はインド洋という離れた場所における三重会合点での地震だが、太平洋の東西で揺れ合ったり、南太平洋における地震が日本に影響を及ぶすのではないかとされるいわゆる「バヌアツの法則」(関連記事)といった点に鑑みれば、距離があるとは言えインド洋における三重会合点付近での地震が過去、どのような影響を日本に及ぼしてきたのか知っておいた方が良いだろう。

実際、08月から頻発していたM6以上が09月17日のフィジーM6.5(関連記事)を最後に沈黙していたにも関わらず、インド洋三重会合点付近でM4.9とM5.5が発生してからわずか40分後の日本時間16:00には、インドネシアでM6.1を記録しているのだ。

では、インド洋三重会合点震源付近でこれまでに起きてきたM5以上の地震のうち、その後2ヶ月以内に日本国内で発生したM5以上という条件で追跡してみた場合、何らかの傾向性は浮かび上がってくるのだろうか。

今回の震源付近で記録されてきた8例で最も際立っていた特徴が2週間以内に伊豆・小笠原海溝付近で地震が起きていた例が大多数に及んでいるという点だ。

8日後に鳥島近海でM6.3・震度3(1979年)、4日後に父島近海でM6.3・震度2(2015年)、6日後に八丈島近海でM5.5・震度2(1990年)、3日後に新島・神津島近海でM5.3・震度3(1992年)など、インド洋三重会合点付近における地震から2週間以内に伊豆・小笠原が揺れていたケースが8例中6例に達していたのである。

従って直近で伊豆・小笠原が揺れる可能性に留意しておく必要があるだろう。

南海トラフに波及の恐れも

そして次に目立っていたのが伊豆・小笠原に続いて南海トラフ関連震源での地震なのだ。

2ヶ月というスパンでM5以上を抽出すると、こちらは8例中8例と全てにおいて南海トラフ及び関連する可能性のある震源で地震が起きていた。

1979年は3週間後に兵庫県南西部M5.0・震度3、1992年には2ヶ月後に鹿児島県薩摩地方M5.0・震度1、2002年の場合は3週間後に九州地方南東沖M5.2・震度2、2015年は7週間後に九州地方南東沖M5.6・震度2などそれほど強い揺れに繋がらなかったケースもあるが、震度5強や震度6弱を引き起こしていた例も見られた。

1984年04月にインド洋三重会合点でM5.2が発生すると7週間後に兵庫県南西部でM5.1・震度4、2017年05月の際には5週間後に豊後水道M5.0・震度5強の後、鹿児島湾でもM5.3・震度5強。

M6を超えていた事例もある。1990年09月のケースでは半月後に東海道南方沖でM6.6・震度3、また2009年07月の時には1ヶ月後に日向灘M5.0・震度4、東海道南方沖M6.8・震度4と続いた後、駿河湾でM6.5・震度6弱という地震が起きていたのである。

今回の地震発生予測

2ヶ月以内に伊豆・小笠原と南海トラフ関連震源でM5以上の地震が発生する可能性。
 

※画像はUSGSより。


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