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2018年09月28日インドネシアでM7.5大地震、付近での地震後3回中3回でM6以上起きていた場所とは


 
2018年09月28日の日本時間19:02にインドネシア・スラウェシ島付近でM7.5の大地震が発生した。09月中旬以降沈静化していた世界的な地震活動が再び高まる可能性がありそうだ。今回の震源付近で起きてきたM7以上大地震の後、3回中3回でM6以上が発生していた日本国内の震源とは。

08月からの世界的地震活動の経緯

今回の地震は2018年としては09月07日のフィジーM7.9以来3週間ぶりで、2018年としては11回目のM7以上大地震であった。

2018年に起きたM7以上の大地震は1月に3回、2月に2回記録された後、08月19日のフィジーM8.2まで約半年間沈黙。だが、その反動であるかのように08月22日のベネズエラM7.308月24日のペルーM7.108月29日のニューカレドニアM7.1、そして09月07日のフィジーM7.9と続いていた。

この間、日本でも09月06日に平成30年北海道胆振東部地震が起きるなど被災地震が発生しており、世界的な地震活動の活発化に警戒が広がったが、09月中旬以降はM6以上も起きておらず、沈静化の兆しかと思われていた

しかし、09月28日の日本時間午後に発生したインド洋三重会合点付近における3度の地震が3つのプレートを刺激したのか、その40分後には今回の震源付近でM6.1、そしてM7.5という流れであり、インド洋三重会合点付近での地震をきっかけに再び太平洋プレートを囲う一帯での地震活動が高まる可能性は否定出来ない。
 

今回の震源付近で3回中3回M6以上起きていた震源は

今回のインドネシア・スラウェシ島M7.5の地震は深さ10kmと非常に浅かったが、20世紀以降、深さ20km以下のM7以上は周辺で数回記録されてきた。

1932年のM7.2と1968年のM7.2、それに1969年のM7.0であるが、それぞれについてその後2ヶ月以内に日本国内で発生していたM5以上の地震を追跡した場合、何らかの傾向性は見られていたのだろうか。

まず指摘しておく必要があるのが、3回のうちいずれのケースにおいても、その後M6以上を記録していた日本国内の震源がある、という点だ。

1932年には1ヶ月後にM6.8が、1969年には3週間後にM6.0が、そして今回のM7.5から最も近い位置で起きていた1968年08月15日のM7.2の際には、なんとその翌日08月16日にM6.0が発生していた三陸沖である。

過去3回の事例からは今回も2ヶ月以内にM6以上が起きる可能性がある、と言えるが、もうひとつの注目点が南海トラフだ。

1932年にはインドネシアの翌日に三重県南東沖でM5.5が、1968年には3日後に京都府南部でM5.6が、更に1969年の時には7週間後ではあったものの日向灘でM6.5という強い地震が記録されていたからである。

三陸沖と南海トラフに注意、と言えそうだ。
 
※画像はUSGSより。