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2018年09月台風24号接近で注意すべき上陸後の地震可能性、平成30年北海道胆振東部地震も


 
2018年09月29日に沖縄や奄美に接近した後、30日には九州から関東にかけて上陸の可能性が指摘されている台風24号に関し、その後日本国内で強い地震が発生する恐れが否定出来ない点に再度留意しておく必要がありそうだ。

専門家も指摘する台風と地震の関係

台風と地震発生の関連性については以前から囁かれており、07月29日に上陸した台風12号09月04日に上陸した台風21号の際にも紹介した通り、上陸後1週間以内に日本国内でM5以上の地震を引き起こす可能性がある。

台風と地震の関係については複数の専門家も言及しており、08月下旬には専門家が週刊実話上で大量の雨水が断層帯に浸み込んだ場合、地下深くまで達することも考えられると指摘、岩盤のズレなどを引き起こす可能性を示唆していた。

また09月中旬のポストセブン上では、東大名誉教授の村井俊治氏が09月06日の平成30年北海道胆振東部地震について「台風が北海道地震の引き金となった可能性がある」と述べているのである。

では、台風が上陸した直後に強い地震が起きていた事例は多いのだろうか。気象庁が記録している上陸台風の数は2015年から2018年09月27日までに18回。これらについて追跡してみよう。
 

17例中15例で1週間以内にM5以上

2015年以降、現在までに上陸した台風18例のうち、2016年08月21日に北海道釧路市付近に上陸した台風11号と08月22日に千葉県館山市付近に上陸した台風9号のケースを1つと換算した17例についてその後1週間以内に発生していたM5以上について調べてみると、17例中15例が該当している。

直近では09月04日に上陸した台風21号の翌日、茨城県沖でM5.6・震度4が、その翌日には前述の通り平成30年北海道胆振東部地震が起きていた。

また08月23日に上陸した台風20号の際には翌日に青森県東方沖でM5.1・震度3、更に08月15日に台風15号が上陸すると2日後に硫黄島近海でM6.6・震度1といった具合である。

2017年に上陸した4つの台風においても相関関係は高かった。07月04日の台風3号の場合は1週間後に鹿児島湾でM5.2・震度5強。08月07日の台風5号では翌日に沖縄本島近海M5.0・震度3、5日後に種子島南東沖M5.1・震度2。

09月17日上陸の台風18号の際には3日後に福島県沖M5.3・震度3、その翌日に三陸沖M5.9・震度2、2日後に鳥島近海M5.3・震度1が起きていた他、10月23日上陸の台風21号も翌日に北海道東方沖でM5.4・震度1と4回全てで1週間以内にM5以上が観測されていたのである。

17事例中7回では上陸の翌日までにM5以上が起きており、3日以内まで含めると12回にもなる。こうした点からは、今回の台風24号が上陸した場合、週明けにかけて強い地震への警戒を強めておく必要があると言わざるを得ないだろう。
 
※画像は気象庁より。
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