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2018年09月29日福島県沖浅い震源で小規模地震が続発、08月は直後にM5.0・震度4が発生


 
2018年09月28日から29日にかけて、福島県沖の浅い位置で小規模な地震が続いている。前回、同様の状況が生じた際にはその後M5を超える地震が発生していたが、今回はどうだろうか。

左側の図は09月28日朝から29日朝にかけての地震活動を示したHi-netの震央分布図で、福島県の沖合に赤く示された小規模な地震が比較的広い範囲で複数回発生していることがわかる。

左:09月28日06:00~09月29日06:00

福島県沖は地震が非常に多い震源として知られており、浅い場所では深さ25kmの地点で2016年11月22日にM7.4・震度5弱の大地震を引き起こしていたが、浅い場所における強い地震はそれ以降、2018年07月31日のM5.8・震度4(深さ21km)と08月11日のM5.0・震度4(深さ20km)程度しか記録されていない。

2016年11月のM7.4以来起きてこなかった福島県沖の浅い震源におけるM5以上が2年近く経ってから連発している上に、09月28日から29日にかけて小規模な地震が多発している形だが、注目されるのは08月11日のM5.0・震度4の直前にも震源周辺で小規模な地震が多数起きていたという点である。

右の図は08月10日の朝から11日の朝にかけての地震活動を示しており、福島県の沿岸付近で浅い場所における地震が数多く発生していたことがわかる。そして、M5.0・震度4がこれらの震源域で起きたのはこの直後、08月11日の06:11だったのである。

右:08月10日06:00~08月11日06:00

この点に照らせば今回の福島県沖での地震についても警戒すべきと言えそうだが、28日から29日にかけての一連の地震が前震的な活動であるのかどうか、注目される。
 
※画像はHi-netより。
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