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2018年09月30日台風通過による地盤上下動が地震誘発の引き金に、東大名誉教授が言及


 
2018年09月30日、日本列島に台風24号が接近する中東京大学の村井俊治名誉教授がTwitterで台風通過に伴う地盤変動が地震誘発の引き金になる、と指摘している。

これは09月30日の早朝、村井名誉教授がTwitterでこのように語っているもの。

村井「地殻が沈降している地域に台風による大量の雨が浸み込み、低気圧で地盤と海面が持ち上げられ、台風通過のあとに、地盤が大きく下がります。地盤が激しく上下動すると地震を誘発する引き金になります。北海道胆振東部地震では厚真町の油田跡に貯まった油と地下水が台風21号の低気圧で上下動しました。」

村井名誉教授は09月06日に発生した平成30年北海道胆振東部地震についても、その直前に上陸していた台風21号との関連を週刊誌上で「台風が北海道地震の引き金となった可能性がある」と述べていただけに、台風と地震発生の関係に再度言及した今回のツイートは、台風24号通過による地震発生に対する警戒を広げそうだ。

では、日本国内のどのエリアに注意しておくべきなのだろうか。M5~6程度の地震は全国で起こり得ると考えられているが、村井名誉教授は最近、いくつかの場所について「今、危険なエリア」として指摘したばかり。

09月14日に掲載されたNEWSポストセブン「北海道地震を予測した東大教授が予測する『今、危険なエリア』」で村井名誉教授はまず、「今最も危険なエリア」として「東京・神奈川・静岡東部を含めた首都圏と東海」を挙げていた。

これは静岡県や伊豆諸島に「見たことのない『異常な地表変動』」が最近起きたたためで、データの異常について村井名誉教授は「この7年間で初めてのことであり、最初は目を疑いました」と述べている。

これについては「週刊MEGA地震予測」でも09月19日に言及されており、御前崎や伊豆といった地名の他、「三宅島の変動も大きいので、火山性の地震が発生する可能性がある」と語られていたが、危険だとされるのは伊豆だけではない。

村井名誉教授は前述のNEWSポストセブンにおいて、「次に危険度が高いのは」として「徳島県を中心とした四国」と「紀伊半島」を挙げているのだ。

中でも徳島県については「四国の中でも特に危険だと思われます」と懸念を示していた村井名誉教授は「週刊MEGA地震予測」でも07月下旬に「南海・東南海地方」に対しそれまでの要注意から要警戒に警戒レベルをアップさせていたが、今回のツイートで触れている台風通過に伴う地盤変動が地震発生のトリガーとなる可能性は否定できず、週明けにかけて改めて注意が必要だろう。

既に紹介した通り、過去のデータからも台風上陸後に強い地震が起きるケースが多いことは示されている
 
関連URL:Twitter 【NEWSポストセブン】北海道地震を予測した東大教授が予測する「今、危険なエリア」