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2018年09月30日胆振地方中東部で平成30年北海道胆振東部地震本震当日以来のM5超え地震が発生


 
2018年09月30日の17:54に胆振地方中東部でM5.0・震度4の地震が発生した。09月06日のM6.7本震当日以来のM5を超える地震であったが、震源の位置から留意しておくべき事項とは。

胆振地方中東部では平成30年北海道胆振東部地震と命名された09月06日のM6.7・震度7以降、余震活動は順調に減衰傾向にあった。09月06日から30日18:00までの有感地震発生数を5日毎に並べるとこのようになる。

09月06~10日 170回
09月11~15日 027回
09月16~20日 012回
09月21~25日 007回
09月26~30日 010回
※09月30日19:00まで。

こうした状況の中で発生した今回のM5.0・震度4だが、震度4以上を観測した地震としては09月17日のM4.6・震度4以来13日ぶり。

だが、M5.0以上を記録した地震としては、本震から数時間後に発生していた09月06日以降であるという点で、これまでに最大規模の余震であったという点が特徴的だ。本震を含む胆振地方中東部におけるM5以上の一覧。

09月06日03:07 M6.7 震度7  胆振地方中東部
09月06日03:20 M5.5 震度4  胆振地方中東部
09月06日06:11 M5.4 震度5弱 胆振地方中東部
09月30日17:54 M5.0 震度4  胆振地方中東部

本震当日以降24日間起きていなかったM5台の地震が発生した要因はどこにあったのだろうか。ここで、本震を含むM5以上の震源位置を見てみよう。

上図右で下の方に見える大きな丸印が今回のM5.0震源である。また上図左は09月06日の本震及びその直後に発生していた2度のM5台地震の震源である。

比較すると今回のM5.0が本震のM6.7からは南側で起きていたこと及び付近では一度M5台を記録していたことがわかる。

今回のM5.0に近い場所で起きていたのは09月06日03:20のM5.5・震度4。深さも36kmと今回の速報値40kmに近く、非常に似た位置で発生したと言えるが、気になるのは石狩低地東縁断層帯南部への刺激だろう。今後30年以内に0.2%以下とは言え、M7.7程度以上という強い地震が起き得るとされているためである。
 
※画像はHi-net・気象庁より。
関連URL:【Hi-net】2018年9月6日 平成30年北海道胆振東部地震