180930-011fiji

2018年09月30日フィジーでM6.6地震、08月のM8.2と非常に近い場所で今後の注意点は


 
2018年09月30日の日本時間19:52にフィジーでM6.6の強い地震が発生した。フィジーでは08月にM8.2、09月にもM7.9とM8クラスが相次いでいるが、今回の震源の特徴と今後注意すべき点とは。

08月に22回のM6以上が記録されるなど非常に活発だった世界の地震活動が、09月中旬以降の沈黙を経て再び活性化の兆しを見せ始めている。

09月28日にインドネシアでM6.1とM7.5が相次いだ2日後に今度は東側のフィジーで今回のM6.6が起きるなど目立ち始めているのだ。

フィジーでは08月19日にM8.2の巨大地震が発生した後も09月07日にM7.9と08月・09月の間にM8クラスが2回も観測されている。

08月以降、フィジーで発生したM6以上は今回を含め計5回。上記の震源マッピングでは今回の震源から非常に近い場所で2回起きていたことがわかるが、これらは08月19日のM8.2とその直後に観測されたM6.3である。

どちらも深さ600kmと575kmと非常に深かったが、一方で今回のM6.6も震源の深さは551kmと同様に深発だったことから、今回のM6.6がM8.2の余震である可能性は否定出来ない。

2018年08月・09月のフィジーM6以上

08月19日 M8.2 フィジー(深さ600km)
08月19日 M6.3 フィジー(深さ575km)
08月19日 M6.8 フィジー(深さ415km)
09月07日 M7.9 フィジー(深さ670km)
09月30日 M6.6 フィジー(深さ551km)

今回の震源付近で強い地震が起きた後、日本国内におけるどのような地震に繋がっていたかについては08月19日のM8.2の際に紹介した通り、南海トラフから琉球海溝にかけての一帯で強い地震が発生する傾向がある。

過去の事例では1ヶ月後に日向灘M6.3、1.5ヶ月後に大隅半島東方沖M6.0、3週間後に三重県北部M5.5といった形で暫く時間を置いた後に南海トラフが揺れるパターンが目立っており、中には2ヶ月後に三重県南東沖でM7を超える紀伊半島南東沖地震が起きていた、といったケースもみられている。

沖縄本島近海では09月15日以降、M5を超える地震が頻発しているが、南海トラフを含めまだ予断を許さない状態、と考えた方が良いだろう。
 
※画像はUSGSより。