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2018年10月01日胆振地方中東部で前日に続く震度4の地震が発生、震源位置の違いは


 
2018年10月01日の11:22に、前日に続く震度4が胆振地方中東部で再び発生した。台風通過に伴う地震である可能性も否定出来ないが、震源の位置は前日のM5.0とは異なっているようだ。

09月06日にM6.7・震度7の平成30年北海道胆振東部地震を引き起こした胆振地方中東部では09月30日の17:54にM5.0・震度4が起きたばかりだが、翌日に再び、同規模とも言えるM4.9・震度4が発生した形だ。

台風24号が北海道を通過しつつあるタイミングであったこともあり、台風の上陸・通過と地震発生の関係に注目が集まりそうだが、これに関しては既に紹介した通り2015年以降の上陸台風17例のうち1週間以内にM5以上が起きていたケースが15例に及んでいることに加え、09月30日には東京大学の村井俊治名誉教授も台風通過に伴う地盤の上下動が「地震を誘発する引き金になります」と指摘したばかりだった。

では、今回のM4.9・震度4の震源と前日のM5.0・震度4の震源位置について見てみよう。上記左は09月06日の平成30年北海道胆振東部地震の本震とその直後に起きていた2度のM5以上地震を示しており、上図中の下にある大きな黄色丸印が09月30日のM5.0、そして上図右の上に見えるのが今回のM4.9震源である。

深さは前日のM5.0が約40km、今回のM4.9が約30kmと比較的近いが、震源の場所は異なっていることがわかる。

平成30年北海道胆振東部地震の本震よりも更に北側で発生した可能性もある今回のM4.9・震度4はこれまでに起きてきた無数とも言える余震活動の北端近くでもあり、震源域の更なる拡大に繋がるようであれば、周辺の活断層への刺激を含め、注視していく必要があるだろう。
 
※画像はHi-net・気象庁より。
関連URL:【Hi-net】2018年9月6日 平成30年北海道胆振東部地震